麒麟がくる:久々OPに視聴者感慨「総集編とはいえやっと麒麟が…」 “日曜夜感”が「懐かしい」の声も

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オープニングタイトルバック (C)NHK
1 / 1
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オープニングタイトルバック (C)NHK

 8月30日に放送が再開される長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)総集編第1弾「『麒麟がくる』まであと3週! これまでの名場面すべて見せます!(1)旅立ち」が8月9日放送された。印象的なオープニングのタイトルバックが流れると、SNSでは「久しぶりに麒麟がくるのOP聴いて気分が上がっている」「このOPを待ってました!」「このOP本当に好き…テンション上がる」「久しぶりにOP見ると泣けてくる」「総集編とはいえ、やっと麒麟が帰ってきてくれた。OPから胸熱くなった」などといった感想が書き込まれた。

ウナギノボリ

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀(長谷川さん)の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。放送は6月7日の第21回を最後に一時休止となっていた。

 この日は、ドラマの第1回「光秀、西へ」から第8回「同盟のゆくえ」までを再編集して放送。美濃・明智荘の光秀は、野盗が持っていた新しい武器・鉄砲を求め旅に出る。堺の実力者・松永久秀(吉田鋼太郎さん)や京の名医・東庵(堺正章さん)、孤児の駒(門脇麦さん)との出会いを通して、光秀は初めて美濃の外の世界を知る。

 一方、長年の宿敵・尾張の織田信秀(高橋克典さん)が、美濃の斎藤利政(道三、本木雅弘さん)に和議をもちかけてくる。条件は、信長(染谷将太さん)と帰蝶(川口春奈さん)の婚姻。帰蝶の願いで、信長がいかなる人物か探るため尾張に潜入した光秀は、帰蝶の気持ちと国の将来のはざまで葛藤するが、ついに帰蝶に嫁ぐように進言する……と展開した。

 三淵藤英(谷原章介さん)、細川藤孝(眞島秀和さん)、足利義輝(向井理さん)、菊丸(岡村隆史さん)、竹千代(後の徳川家康、岩田琉聖君)、宗次郎(大塚明夫さん)、三好長慶(山路和弘さん)ら次々と登場。斎藤利政が娘婿(むすめむこ)の土岐頼純(矢野聖人さん)を毒殺するシーン、光秀が細川藤孝らと協力して、松永久秀と三好長慶の暗殺を阻止するシーン、朝焼けをバックに、海から現れる信長の初登場シーンも放送され、信長の元に帰蝶が嫁入りするところまで描かれた。

 放送後には「こうしてまとめて見るとほんとわくわくさせる大河だよな」「総集編でもゾクゾクするわぁ。やっぱり日曜夜の麒麟は良いわぁ」「この“日曜の夜感”は懐かしい」「良い総集編であった」「神編集じゃんかこの総集編」「編集が神がかってます!」といった声が視聴者から上がっていた。

テレビ 最新記事