となりのトトロ:2年ぶり17回目の視聴率16.5% 前回から2.5ポイントアップ 根強い人気証明

 宮崎駿監督が手がけた名作アニメ「となりのトトロ」が、8月14日に「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、金曜午後9時)で放送され、平均視聴率(世帯)は16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録した。2年ぶり17回目の放送で、前回(2018年8月17日放送)の視聴率14.0%から2.5ポイントアップするなど、根強い人気を証明した。なお、同作の過去最高視聴率は1990年3月30日放送の23.2%となっている。

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 「となりのトトロ」はスタジオジブリが製作し、1988年に公開された劇場版アニメ。高度経済成長期以前の緑豊かな日本の田舎を舞台に、しっかり者の姉サツキと甘えん坊の妹メイが、不思議な生き物のトトロと交流する様子を描いている。「キネマ旬報」の88年度日本映画ベストテンで1位になったほか、同年の毎日映画コンクール日本映画大賞にも輝いた。

 「金曜ロードSHOW!」では、8月14日から、3週連続でスタジオジブリ作品を放送する「夏はジブリ」を展開。21日は「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督)、28日は「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)を放送する。

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