松本まりか:高橋一生との共演で「闇があふれ出た」 “傲慢な社長令嬢”まゆみ役の裏話も

連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」のワンシーン=カンテレ提供
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連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」のワンシーン=カンテレ提供

 俳優の玉木宏さんが主演を務める連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐(ふくしゅう)者」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)で、“傲慢な社長令嬢”霧島まゆみを演じている松本まりかさん。8月18日放送の第4話では、竜二(高橋一生さん)と美佐(松本穂香さん)に対する、まゆみの愛憎が描かれる。松本さんが、高橋さんとの共演や、まゆみを演じた裏話などについて語った。

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 ドラマは、2015年に亡くなった白川道さんの未完の小説「竜の道」(幻冬舎)が原作で、竜一(玉木さん)と竜二の双子が両親を死に追いやったキリシマ急便の社長・霧島源平(遠藤憲一さん)に復讐をする姿を描く。

 松本さんは、高橋さんとの共演について「竜二と出会い、徐々に感化されていく過程は、台本を読んでパズルのように頭の中で組み合わせていくのですが、やはり(高橋)一生さんと一緒にお芝居したときの発見はすごく大きかったですね。実際に一緒に演じてみると、台本だけでは分からなかった彼女の闇があふれ出たりして、すごく面白かったです」と振り返る。

 第3話では、竜二がまゆみの恋人となり、源平に迫ろうとアプローチを開始した。松本さんは、竜二とまゆみの関係性について「竜二は復讐のために愛情を携えて近付いてくる。まゆみは愛情を知らずに育ってきた。そんな2人の間にある心の壁一枚を隔てた中で、ミクロ単位での心の移ろいが描かれています」と説明し、「視聴者の方には、『今まゆみがどんな表情をしたのか?』『竜二のことをどう思っているのか?』ということに注目してほしいです」と、見どころも語った。

 松本さんに、そんな、まゆみの心の移ろいを客観的にどう捉えて演じたのかを聞くと、「客観性……。なかったかもしれないです。自分自身のことが見えなくなるように、彼女に入り込んでいくと、『どう見えているか』は自覚せずにお芝居していたと思います。なので、竜二への気持ちの変化はちょっとしたサインが出ているだけかもしれないし、もしかしたらダダ漏れしているのかもしれないです(笑い)」と、役に没頭した様を明かした。

 さらに、「まゆみだけではなく、竜二の心にも変化があるかもしれません。シリアスな復讐劇と併せて、まゆみと竜二の恋愛も、『何この女』と思いながら楽しんでいただければと思います」とコメントした。

 第4話は8月18日午後9時から放送。

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