橋本愛:21年大河「青天を衝け」埼玉ロケ参加 撮入から1カ月半の心境明かす

2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で主人公・渋沢栄一のいとこで、後の妻となる女性・尾高千代を演じる橋本愛さん (C)NHK
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2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で主人公・渋沢栄一のいとこで、後の妻となる女性・尾高千代を演じる橋本愛さん (C)NHK

 7月下旬にクランクインした2021年放送の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」のロケが、埼玉県内で9月5日に行われた。吉沢亮さん扮(ふん)する主人公・渋沢栄一のいとこで、後の妻となる女性・尾高千代役で出演する橋本愛さんは、「もう1カ月半がたったという実感はまだないのですが、重大なシーンを先に撮っていたりするので、そこに至るまでのお互いの関係を想像したり、自分の中で積み重ねなきゃいけないものが多いのが大変でした。ただ、演じている千代ちゃんがすごく可愛らしい女の子なので、とても楽しいです」と明かした。

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 埼玉は物語序盤の舞台地で、主人公・渋沢栄一の故郷でもある。この日は埼玉県嵐山町・鎌形八幡神社で、渋沢栄一(吉沢さん)、渋沢喜作(高良健吾さん)、尾高千代(橋本さん)の、幼なじみ3人組の運命が、大きく動き始める……というシーンを撮影した。

 橋本さんは「神社が好きでよく行きますが、ここ(撮影現場となった神社)は、とてもお気に入りになりました。子供時代、神社の裏や森の中を不思議なものに会いたくて探検するように、昔はもっと神秘的なものに親近感を持っていたのではないでしょうか。ここにいると(千代が)子供の時からそうやって育ってきたんだろうな、という想像が膨らんできました」と話していた。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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