田中圭:土曜ナイトドラマ×鈴木おさむ=「挑戦」 キャリア21年も「迷子状態」でやりがい実感

テレビ
10月31日スタートの連続ドラマ「先生を消す方程式。」で主演を務める田中圭さん

 俳優の田中圭さんが主演を務めるテレビ朝日系の連続ドラマ「先生を消す方程式。」が、10月31日からスタートする。本作は、「M 愛すべき人がいて」で脚本を務めた鈴木おさむさんが手がけるオリジナル作品で、田中さん主演で話題となった「おっさんずラブ」シリーズや、「M 愛すべき人がいて」などが放送された同局の「土曜ナイトドラマ」枠(土曜午後11時)で放送される。田中さんにとって「大切な作品」になったという「おっさんずラブ」シリーズを経験した土曜ナイトドラマ枠で、これまでにもタッグを組んできた鈴木さんと挑む新作について、座長としての意気込みや、「迷子状態」になりながらも「やりがいを感じている」という現状について聞いた。

 ◇“生徒”たちには「のびのびやってほしい」 “先生”として現場作りを大事に

 今回、ドラマで田中さんが演じるのは、「笑顔でいれば幸せはついてくる!」がモットーで、常に笑顔を絶やさない高校教師・義澤経男。成績優秀者ばかりだが、実は大人を追い詰めることを楽しむ生徒たちが集まる3年D組にやって来た新しい担任で、生徒たちから何をされても“笑顔”で指導を続ける……という役どころだ。

 田中さんは「なかなか役として教壇に立つ機会も少ないので、現場でも本当の先生みたいに生徒役の皆のことを見守っていけたら」と意気込む。「皆が仲良くなっていく様子を見たら、きっとすごくうれしくなると思います。僕もなるべく早い段階で皆の輪の中に入りたい」と目を細めていた。

 取材時は、クランクイン間もない頃だったが、田中さんは生徒役との芝居を通して早速刺激を受けたといい、「自分で考えた動きを積極的に取り入れたり、思った以上に果敢に挑戦してきてくれるし、真面目で一生懸命」だと印象を語る。今後も生徒役のキャストには「のびのびとやりたいことを何でもやってほしい」と話し、「僕も皆が挑戦しやすい環境を作ってあげたい」と、“先生”らしさを発揮していた。

 ◇土曜ナイトドラマ×鈴木おさむ 生まれるキーワードは「挑戦」

 「おっさんずラブ」シリーズをはじめ、土曜ナイトドラマ枠での主演が続く田中さん。同枠については「面白いことに思い切りトライするドラマの枠だと思っています」と語り、「『おっさんずラブ』は自分にとっても大切な作品ですし、この枠自体も好きです」と思い入れがあるようだ。

 そんな土曜ナイトドラマ枠に、田中さんは今回、脚本家の鈴木おさむさんと挑む。これまで舞台などでもタッグを組み、公私共に仲が良いという鈴木さんは、田中さんにとってどのような存在なのだろうか。そう尋ねると、田中さんは「いつでも挑戦させてくれる人」と答えた。

 「おさむさんの手がける作品は内容やストーリーが特殊だし、とにかくぶっ飛んでいるんです。今回も僕はどう演じたらいいか迷子状態ですから(笑い)。でも、それが貴重というか。難しいと思う役はあっても、迷子になるほどの役はなかなかないので、とてもやりがいがあります」と役者魂をのぞかせる。

 さらに、「こうやって仕事で組むときも、おさむさんはたったの一度も“楽”をさせてくれないんですよ(笑い)」と困ったように笑顔を浮かべながらも、「年を重ねるにつれて、むちゃな挑戦をする機会も減ってくるので、おさむさんとの作品は若手に戻ったような感覚になれて楽しい。21年間この仕事をしていて、『こんなにも頭抱えることがある?』という経験ができるのは幸せだと思います」と、俳優としての充実感を明かした。

 最後に田中さんは本作について、「フィクションすぎるところをどこまでフィクションじゃなく見せられるか、それがこの作品としての課題だと思っています。難しい挑戦ではありますが、課題を乗り越えられるように、そして『面白い』と言っていただける作品にできるように皆で頑張っていきたい」と真っすぐなまなざしを見せながら、一人の役者、そして本作の座長としての思いを語った。

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