麒麟がくる:視聴率アップ 第31回「逃げよ信長」13.8% 浅井長政の突然の裏切り 絶体絶命の信長…

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん
1 / 1
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第31回「逃げよ信長」が11月8日に放送され、平均視聴率(世帯)は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。前週第30回「朝倉義景を討て」(11月1日放送)の11.9%(同)から1.9ポイントアップした。

ウナギノボリ

 第31回は、ついに越前へ向けて出兵を開始した信長(染谷将太さん)。破竹の勢いで敦賀まで制圧をする。しかし、朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)のいる一乗谷まであと一歩に迫った金ケ崎で、浅井長政(金井浩人さん)が信長を突然裏切り、背後から迫ってくる。

 朝倉・浅井に挟まれ絶体絶命の信長軍。このまま前進するという信長を、光秀(長谷川さん)は「織田信長はいま死んではならない、逃げるべし」と強く説得。それは数万の兵を率いた熾烈(しれつ)な退却戦の始まりだった……という展開。有名な「金ケ崎の退き口」が描かれた。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

テレビ 最新記事