35歳の少女:“遊川イズム”継ぐ伊藤彰記監督「女優・柴咲コウのすごさを実感」 「○○妻」からの変化語る

連続ドラマ「35歳の少女」第7話の場面写真=日本テレビ提供
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連続ドラマ「35歳の少女」第7話の場面写真=日本テレビ提供

 女優の柴咲コウさんが主演を務める連続ドラマ「35歳の少女」(日本テレビ系、土曜午後10時)。11月21日に放送される第7話では、柴咲さんが約5年前に主演した「○○妻」で助監督を務めていた伊藤彰記さんが監督を担当。「助監督の時よりも女優・柴咲コウのすごさを痛感しました」と柴咲さんの変化について語った。

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 ドラマは、遊川和彦さんの脚本で、「○○妻」のほか「家政婦のミタ」「同期のサクラ」の制作チームによるオリジナル最新作。10歳だった1995年に不慮の事故で長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”今村望美(柴咲さん、両親離婚後は時岡姓)の成長を描く。

 第4、7話で柴咲さんと再タッグを組んだ伊藤監督は、柴咲さんについて「一つお願いすると、本当に細かいところまでそれ以上の芝居で返してくれ、自分のイメージする以上に望美の思いが伝わるようになりました」と絶賛。「望美がウキウキするシーンではお尻振ったりしてくれています(笑い)」と裏話も明かした。

 一方、柴咲さんは伊藤監督について「すごく(撮るのが)早いので、潔い。助監督時代もテキパキされていて、明快だったので、そういう方が監督になると、(撮影が)早いんだなって! うれしくなりました」と再タッグの感想を語った。

 また、第7話について柴咲さんは「結構難しい内容だったんですけど、すごくテンポ感よく、集中してできたかなと思います」とコメント。伊藤監督は「元々持っている望美の可愛らしさと、これまで成長してきた新たな望美を丁寧に描き、結人との関係ももっと深くなっていきます。そして最後は……ぜひ見てください」とアピールしている。

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