エール:残りあと3回! 華パート“完結” 光子さんが静かに“退場”…

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」第117回のワンシーン (C)NHK
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NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」第117回のワンシーン (C)NHK

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第117回が11月24日に放送され、前週から続いていた裕一(窪田さん)と音(二階堂ふみさん)の一人娘・華(古川琴音さん)の恋をめぐる物語は、アキラ(宮沢氷魚さん)との結婚という形で完結した。

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 第117回は、改めてアキラに華が好きだという理由を問いただした裕一は、2人の本気を感じ、ついに結婚を許す。仲間たちが勢ぞろいし、にぎやかに行われる結婚式。音が見守る中、裕一は新婦の父としてあいさつに立つ。それから数年後、1964年に東京でオリンピックが開催されることが決定し、準備が着々と進められていた。その中で、開会式の入場行進曲の作曲を誰に依頼するかが検討され、裕一の名前も候補に挙がる……という展開だった。

 同回では音の母・光子(薬師丸ひろ子さん)がすでに他界していたことが示唆された。華とアキラが結婚の誓いを立てたロザリオを手に何かを思い出す音。それは光子と幼き3姉妹が訪れた思い出の浜辺で、同じ場所に立つ大人になった音、吟(松井玲奈さん)、梅(森七菜さん)のそばには光子の姿はなく……というシーンが挿入。SNSでは「てか光子亡くなってた?」「お母さんいつ? まじか」「薬師丸母さん、いつのまに」「光子母さん……」ママン……」といった声が次々と上がり、静かな“退場”を惜しんだ。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で、自らも歌手になる夢を追い続ける音の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

 ドラマは27日に最終回を迎える。同回は、NHKホール(東京都渋谷区)を舞台にした「コンサート」で、本編としてのドラマパートは一切入らず、裕一のモデルとなった福島県出身の作曲家・古関裕而さんの数々の名曲を、人気キャラクターたちが歌いつないでいく。

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