渡辺謙:「逃亡者」日本版リメークに自信 ドラマを「深く感じていただける」

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「ドラマスペシャル『逃亡者』」の制作発表会見に登場した渡辺謙さん

 俳優の渡辺謙さんが11月25日、東京都内で行われた、テレビ朝日系で12月に2夜連続で放送される「ドラマスペシャル『逃亡者』」の制作発表会見に共演の豊川悦司さんと登場した。同ドラマは米国で1960年代にテレビシリーズが放送され、ハリソン・フォードさん主演で1993年に映画も公開されたサスペンスアクションの日本版リメーク。妻殺害の容疑をかけられた主人公・加倉井一樹を演じる渡辺さんは、フォードさんの映画版は見ていたといい、「映画で2時間だったものを、(今作では)もっと拡大して描ける。僕や豊川のバックグラウンドをちょっとずつ深めていけているので、ドラマとして、もうちょっと深く感じていただけるんじゃないかな、という気はします」と日本版に自信をみせた。

 作中では逃亡者となる渡辺さんのアクションシーンも多いといい、渡辺さんは「『こんな激しい作品だったかなー』と途中ぐらいで後悔したんですけど」と苦笑しつつ、「普通の外科医が殺人犯として罪を着せられて逃走していく、という話で、あまり華麗な動きは求められないということがあったので、基本的には全部自分でアクションもやらせていただきました」と説明。また、人生で初めての“走る電車内でのアクション”にも挑戦したといい、「動いている電車の中で実際に(アクションを)やると、興奮しましたね。それは(俳優としての)さがなのか、何なのか……」と回顧し、「かなり面白いテークが撮れたなという気がしています」と手ごたえを明かした。

 加倉井を追い詰める非情な刑事、保坂正巳を演じる豊川さんは、渡辺さんとは3度目の共演だといい、「謙さんからは学ぶことが多くて。数少ない同じ撮影がある日も、謙さんの一挙手一投足をどうしても見ちゃう。このせりふをどうお芝居するのか、監督とどういう話をするのか、そういうことを垣間見れるチャンスは本当に貴重だった」と共演の喜びを表現。続けて「そういう意味では、生きた教科書……」と言った豊川さんに、すかさず渡辺さんが「絶滅危惧種みたいに言わないでくださいよ(笑い)」と突っ込み、笑い合う一幕もあった。

 会見では、来年の抱負を一文字で発表する企画も行われ、渡辺さんは“脱・コロナ”の「脱」と発表。「握」とした豊川さんは「あいさつがわりに握手したりというのが(コロナで)できなくて。でも人間って触れ合うことがとても大事。ほんの一瞬でも体温を感じ合うのはすごく大事じゃないかと思っています」と理由を説明していた。

 「ドラマスペシャル『逃亡者』」は、1960年代にテレビシリーズが放送され、フォードさん主演で1993年に公開された映画もヒットしたサスペンスアクションを、現代の日本を舞台にリメーク。ある夜、エリート外科医の加倉井(渡辺さん)の妻が惨殺される事件が起こる。現場に居合わせた加倉井は義手の男が犯人だと訴えるも、逮捕起訴され裁判で死刑判決が下される。しかし、護送車が事故に遭遇し、加倉井は無実を証明するために逃亡する……という展開。

 テレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャルとして、12月5、6日の午後9時から2夜連続で放送。

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