木村拓哉:「教場」続編で「やり切りました」 風間役で意識していること明かす 生徒役の訓練に立ち会いも

2021年1月3、4日の2夜連続で放送される「教場II」のポスタービジュアル(C)フジテレビ
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2021年1月3、4日の2夜連続で放送される「教場II」のポスタービジュアル(C)フジテレビ

 木村拓哉さん主演で、2020年1月に2夜連続で放送されたスペシャルドラマ「教場」(フジテレビ系)の続編が1月3、4日の2夜連続で放送される。本作はさまざまな思惑を抱きながら警察官を目指す生徒が集う警察学校を舞台に、警察官にふさわしくないと判断した生徒たちに容赦なく退校届を突き付ける“冷徹無比”な教官・風間公親(きみちか)と生徒の関係性を描くミステリー作品で、卒業していく生徒たちを送り出す風間教官と同様、「実際、そういう思いになれている」と語る木村さんに、撮影の舞台裏やドラマの見どころなどについて聞いた。

 ◇「誰一人腐らずにやってくれた」

 教場は長岡弘樹さんの同名のベストセラー小説(小学館)が原作。昨年10月に発表された、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2020」では、作品賞「単発ドラマ部門」のグランプリを受賞した。

 前作では「198期」の生徒たちを描いたが、続編では「200期」の生徒たちの物語が展開する。「200期」の生徒役は、福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さん、濱田岳さん、人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん、アイドルグループ「乃木坂46」の樋口日奈さんといった顔ぶれだ。

 ドラマは、撮影前の約1カ月間、敬礼や行進など厳しい“所作訓練”を受けるのが通例だ。今年はコロナ禍という中での撮影となり、木村さんは「訓練を含め、精神的にもタフな状況だった」と振り返る。そんな環境にもかかわらず「誰一人腐らずにやってくれました。本当に頑張ってくれたと思います」と生徒たちをたたえた。

 木村さんは、劇中でこの訓練を受けるわけではないが、生徒役のキャストの訓練に実際に立ち会っているという。「立ち会った瞬間から、教官と生徒という関係性が成立する。そうした方が(ドラマとして完成したときに)面白いかなと思って立ち会いました」と胸の内を明かす。そして、キャストたちと苦楽を共にした撮影が終わる頃には、「立場上なのか、198期もそうだったけど、1本撮影で共同作業すると、みんなのことをひいき目に見てしまう(笑い)。(教官役として)生徒たちを送り出すので、実際、そういう思いになれている」と、共感しているという。
 
 実際の警察学校では、卒業した先輩が訓練を見学することがあるといい、今回の撮影では、第1弾に出演した工藤阿須加さん、三浦翔平さんらが「警察官の制服に身を包んで200期のサポートをしてくれていました。僕としては、すごくうれしく思いました」と裏話も語った。

 ◇「客観視できるような目線を」

 これまで、ピアニスト、美容師、パイロット、検事など、さまざまな職業のキャラクターを演じてきた木村さんだが、本作では右目が義眼で白髪というビジュアルの警察学校の冷徹な教官を好演し“新境地を開拓した”と言っても過言ではないほど、視聴者にインパクトを与えた。

 木村さんは、風間を演じるために「意識している」ことがあるといい、「風間という視点を持ちながら、(自身で)客観視できるような目線を持っておかないといけない」と説明しながら「柔軟な頭にしておかないと、偏った表現になってしまう」恐れがあると、分析していた。

 続編については「『教場II』と仕切られている感じが照れくさいかな。自分の中では、つながっている感覚でやっています」とコメント。「同じ『教場』ではありますが、(『198期』と『200期』の生徒たちでは)流れる雰囲気は全然違う。違う形で楽しめると思います」と語った。見どころについて質問すると、「いろいろなことがあったけど、やり切りました」と答え、充実した表情を見せていた。

 「教場II」は1月3、4日の2夜連続、共に午後9時から放送される。

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