なにわ男子・大西流星:「キラキラ感に蓋を」変わり者の不思議男子役に挑戦 初単独主演ドラマで「ファンに恩返しができたら」

連続ドラマ「夢中さ、きみに。」で主演を務める「なにわ男子」の大西流星さん=MBS提供
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連続ドラマ「夢中さ、きみに。」で主演を務める「なにわ男子」の大西流星さん=MBS提供

 関西ジャニーズJr.の人気グループ「なにわ男子」の大西流星さんが、主演を務める連続ドラマ「夢中さ、きみに。」(MBS)の会見に、このほど出席した。自身が演じる不思議な魅力で周囲を惹(ひ)きつける男子高校生・林美良について、「本当に変わっていて、僕は今までに林くんみたいな子を見たことがないです(笑い)」と印象を語り、「第一印象で不思議だというのが伝わるように目の力を抜くことを意識しています」と役作りを告白。「アイドルの仕事では、どうしたら1ミリでもキラキラできるのかと考えていますが、今回はそれを狙わずに、蓋(ふた)をしたいと思います(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話した。

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 ドラマは、全8編の短編を収めた和山やまさんの同名マンガが原作。ミステリアスな魅力を持った中高一貫の男子校に通う高校2年生の林美良を中心にした4編と、中学生の時にモテすぎた反動から、平穏な日常を求めて“逆・高校デビュー”を果たした高校2年生の二階堂明(高橋文哉さん)の姿を描く4編で構成される。

 大西さんは「タイトルを聞いて甘酸っぱい青春物語を想像していたのですが、実際に原作を読んでみたら、クスッと笑えるようなシュールさがちりばめられた独特の世界観で、面白い作品だなと思いました」とコメント。「メンバーの大橋(和也)くんとか大ちゃん(西畑大吾さん)からも『恋愛のシーンあるの?』と聞かれたんですけど、まだ詳しくは話していなくて。良い意味で裏切れるかなと思うので、反応が楽しみですね(笑い)」と期待を寄せた。

 また大西さんは、今回が初の連ドラ単独主演。「メンバーから『おめでとう』と言葉をかけもらって励みになりました」といい、「林くんが無表情なぶん、僕自身は現場で笑顔でいたいと思っていて、スタッフの方ともたくさん会話をしていきたいです。外は寒いですけど、心温まる現場になれば」と意気込んだ。

 本作では、ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」などの塚原あゆ子監督がメガホンを取る。大西さんは「本読みのときも現場でも的確なアドバイスをくださるので、本当に勉強になっています」と話し、「塚原さんには着いていきたくなるたくましさや落ち着きがあって、“できる大人”という匂いがプンプンしている。カッコいいなと思いながら背中を見ています」と憧れのまなざしを向けていた。

 最後に、大西さんは「2020年は演技をする機会が多く、その中での単独主演ということで、ファンの方も喜んでくださって、大きな反響をいただきました。少しでも恩返しができるように、そしてもっと僕に夢中になっていただけるように、大事にやっていきたい」と力を込め、事務所の先輩であり、なにわ男子をプロデュースする「関ジャニ∞」の大倉忠義さんに対しても「同じクール、しかも同じ曜日のドラマに出演されるので、僕も黙々と頑張って、大倉くんに良かったねと言ってもらえるようにしたいです」と目標を掲げた。

 「夢中さ、きみに。」は、MBSの「ドラマ特区」(毎週木曜深夜0時59分)枠ほかで1月7日から放送。

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