全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)最終回(第44回)「本能寺の変」が2月7日に放送され、ドラマは衝撃のラストを迎えた。
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「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。
最終回は15分拡大版だった。宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川さん)は信長(染谷将太さん)から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。追い打ちをかけるように信長は、光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に相談もなしに乗り出すと告げる。
戸惑う光秀に信長はさらに、「備後の鞆(とも)へ向かえ」と告げると、鞆にいる将軍・義昭(滝藤賢一さん)を「殺せ」と究極の命令を突きつける。将軍を討てば「戦が終わる」と考える信長に光秀は「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめるが、信長は「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と冷たく言い放つ。
やがて光秀は伝吾(徳重聡さん)、左馬助(間宮祥太朗さん)、斎藤利三(須賀貴匡さん)の3人の重臣に「我が敵は本能寺にある。その名は織田信長と申す」と謀反の決意を伝える。信長を討ち、心ある者と手を携え、世を平らかにすることが自分の役目であると考える光秀は、天正10(1582年)6月2日未明、軍勢を率いて本能寺を急襲する。
一方で信長は「そうか十兵衛か。であれば、是非もなし」と何かを悟ると、自ら槍(やり)や弓、刀を手に明智の軍勢に応戦。しかし、傷を負ってしまい、近習の蘭丸(板垣瑞生さん)に火を付けることを指示すると、「わしはここで死ぬ。わしの首は誰にも渡さぬ、わしを焼き尽くせ」との言葉を残して、自ら命を絶った……。
「本能寺の変」後の世の動きについてはナレーションベースで、「山崎の戦い」と光秀の死についても「6月13日。西国から思わぬ速さで戻った、羽柴秀吉が立ち塞がったのである。光秀は敗れた。世の動きは一気に早まった」と語られたのみであった。
そこから時間は一気に3年が経過。実は光秀は「丹波の山奥に潜み、今も生きている」といううわさがあり、駒(門脇麦さん)は人混みで“光秀らしき男”を目にする。駒はその人影を見失うも、「十兵衛様」とつぶやくと、ラストでは“光秀らしき男”が馬にまたがり、疾走。ここで画面には「完」という文字が浮かび上がる……という展開だった。
一旦「ナレ死」を思わせつつ、「光秀生存説」に含みを持たせる終わり方で、SNS上では「ら、ラスト…え、え、ええ?」「えええええー!マジですか!」「えええ~いきなり3年後! えええ~!!」「うそやん (うそやん)」などと視聴者は騒然となった。
制作統括の落合将チーフプロデューサー(CP)は、「『麒麟がくる』最終回で、明智光秀(らしきもの)は、『本能寺の変』の3年後も大地を駆け抜けていきました! あの方は、生きていた光秀で、のちに家康を助けるのか、または駒が見た希望の幻なのか、はたまたただの他人の空似なのか……それは視聴者の皆様方のご想像にお任せします!」とコメント。
さらに「私個人の見解としては、光秀はその後、我々が生きる未来社会に降り立ち、混迷する現代の世でも麒麟を求めて私たちを導いてくれるような気がしてなりません。とにもかくにも、最後までご視聴ありがとうございました!」と感謝の言葉で締めくくった。
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