良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の吉沢亮さん主演の2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第2回「栄一、踊る」が2月21日に放送され、主人公・渋沢栄一(吉沢さん)の姉・渋沢なか役で女優の村川絵梨さんが初登場した。
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「青天を衝け」と同じ大森美香さんの脚本で、2005~06年に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」のヒロイン・ハルカ役などで知られる村川さんは、今回が初の大河ドラマ。演じるなかは、優しい母(ゑい、和久井映見さん)とは打って変わり、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、栄一にとってはおっかない存在でもある。年ごろに育ったなかの縁談を巡って、ちょっとした騒動が起きるが……という役どころとなる。
村川さんは昨年の出演発表の際、「初めての大河ドラマ出演が、連続テレビ小説『風のハルカ』でお世話になった大森美香さんの脚本という本当に光栄な形でかないます。心からうれしいです。主人公、渋沢栄一と幼少期を共に過ごしてきた明るくて少し強いお姉さん。実際に証言されている事実が少ないからこそ大森さんの描くお姉さん『なか』を創造して、見てくださる皆さんにほっこりしてもらえるような家族を作っていけたらと思っています」とコメント。
また同年10月のインタビューでは、「個人的に大森美香さんの本を読んで、話自体はまったく違いますけど、いろいろ懐かしい気持ちになりましたし、美香さんが書いたせりふが自然と染み込んで腑(ふ)に落ちました。また今、なかなか経験できないことをやらせてもらっていると思いますし、時代劇の経験もあまりないので毎日が勉強というか、本当にぜいたくな環境の中で、一から学ばせてもらっています」と撮影についてうれしそうに話していた。
第2回では、本を読みながら歩いていて溝に落ち、泥だらけになった栄一(吉沢さん)を半裸状態にし、てぬぐいでビシバシとはたき「さっさと着物、洗ってきな」と追い立てるなど、“おっかない姉”の片りんを披露。SNS上でも「栄一の姉さま村川絵梨さん! 風のハルカ!」「栄一の姉に村川絵梨か。本当にキャスティングがいちいち好み過ぎる」「村川さんの姉感がすごく出てて大好き」などとファンを喜ばせていた。
大森美香脚本で輝きを放つ村川さんの劇中での活躍に今後も期待だ。
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