特捜9：井ノ原快彦主演の人気ドラマ「season4」4月スタート　特捜班メンバーの“事情”に焦点も

　人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん主演の連続ドラマ「特捜9（ナイン）」（テレビ朝日系、水曜午後9時）の「season4」が4月7日から放送されることが3月1日、明らかになった。

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　「特捜9」は、警視庁捜査1課で検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、さまざまな事情を抱えながらも事件を解決する刑事ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」（2006～17年）の後継作で、個性が強すぎることで衝突しながらも、「何としても事件を解決する」という同じ信念を持った特捜班の刑事たちが全力疾走で捜査に当たる姿を描く。

　今シーズンでは、特捜班メンバーそれぞれが抱える“事情”に焦点を当てる。小宮山志保（羽田美智子さん）と村瀬健吾（津田寛治さん）の関係に進展があるのか、青柳靖（吹越満さん）と矢沢英明（田口浩正さん）は司法の巨大な壁にどうあがくのか、張り合ってケンカばかりの村瀬と青柳は、心の奥底にどんな感情を秘めているのか……。

　また、若手キャストたちの活躍も注目ポイントの一つだ。井ノ原さん演じる主人公・浅輪直樹も「警視庁捜査一課9係」では若手刑事として登場し、成長してきた。現在は新藤亮（山田裕貴さん）がそのポジションを担い、コンビを組む直樹から刑事のイロハを学ぶ。また、ジャニーズJr.内の人気グループ「Travis Japan」の宮近海斗さん演じる若手鑑識課員・佐久間朗も、“伝説の鑑識”猪狩哲治（伊東四朗さん）から直々に教えを受けるなど鑑識として成長していく。

　さらに、「season3」の最終回で、特捜班の班長としてメンバーを率いることを決意した国木田誠二（中村梅雀さん）は、班長として手腕を発揮。しかし、「season3」最終回に登場した東京地検次席検事・渡辺理人（佐野史郎さん）が再び圧力をかけ、特捜班の前に立ちはだかる。

　◇井ノ原快彦さんのコメント

　「season4」に突入し、チームワークはますます安定感を増しています。昨日今日、出会った人たちでは作れない“匂い”は、僕らがともに歩んできた時間あってこそのものだという自負もありますね。山田くんは特捜班の中で一番年下なのに、実は一番のしっかり者。助けてもらうところは助けてもらっています。

　積もる話が多すぎて、特捜班メンバーとはクランクイン直後から隙（すき）を狙ってこの1年間に何があったのか、報告し合っています（笑い）。撮影では気をつけなければいけないことはたくさんあるので、昨年スタッフさんが徹底的に考えてくださった対策を今年も引き継いで、気を緩めることなく撮影に臨んでいます。

　「特捜9」は基本的に1話完結なので、最初からご覧いただいている方はもちろん、初めて見る方もどこからでも楽しめます、と常にお伝えしてきました。今回の「season4」もそれは変わりませんが、ずっと応援してきてくださった皆さんが「見続けてよかった」と思える内容になっています。第1話から最終回までつながるストーリーが展開します。多くの伏線が張られ、それがどう回収されていくのか、楽しみにしてください。「誰がこんなことを思いついたの！？」と驚くような事態も起きて、特捜班メンバーの関係性も大きく変わっていくのではないか、という予感も……。もしかしたら、今までにはなかったようなやりとりが出てくるかもしれません。

　「特捜9」では殺人事件を背景に人間の悲しく切ない一面も描かれますが、特捜班が爽快に事件を解決していく姿からは、「明日も頑張ろう」というパワーを受け取っていただけるはずです。まだまだ大変な状況が続きますが、1週間の真ん中の水曜日に、皆さんに活力をお届けします！