おちょやん:第65回視聴率18.9%で番組最高更新 初代天海天海の思い 千代から一平へ

NHK連続テレビ小説「おちょやん」の主演・杉咲花さん
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」の主演・杉咲花さん

 女優の杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第65回が3月5日に放送され、平均視聴率(世帯)は18.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2020年11月30日放送の初回18.8%(同)を上回り、番組最高を更新した。

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 第65回は、二代目天海天海の襲名公演をもって、芝居を辞める覚悟をする一平(成田凌さん)は、今まで書き直してきた大切な台本を一冊ずつ燃やしていく。一平のただならぬ雰囲気を察していた千代(杉咲さん)は、天海親子のすべてを知るハナ(宮田圭子さん)から託された、初代天海天海の思いを一平に届ける。幼き日の一平が天海にとって、どんな存在だったのか、千代は語りかけるのだった……という展開だった。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代が、華やかな芝居の世界に魅せられ、自らも女優を目指すようになる。

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