青天を衝け:渋沢なか役・村川絵梨 慣れない時代劇も「制約なく自由に」と手応え 4K・8Kには思わず本音? 

「NHK文化セミナー『青天を衝け』」に出演し、深谷市の大河ドラマ館を訪れた村川絵梨さん=NHK提供
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「NHK文化セミナー『青天を衝け』」に出演し、深谷市の大河ドラマ館を訪れた村川絵梨さん=NHK提供

 吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)に、主人公・渋沢栄一(吉沢さん)の姉・渋沢なか役で出演する女優の村川絵梨さんが、深谷市民文化会館(埼玉県深谷市)で3月20日に開催された「NHK文化セミナー『青天を衝け』」に出演。村川さんは「時代劇には慣れていなかったので少し緊張はしていたのですが、いろいろなスタッフや先生方に教えてもらいながら、この『青天を衝け』自体が今の時代にも通じる激動の時代を描いているので、その中で思ったよりも制約なく自由に演じさせていただいています」と手応えを明かした。

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 村川さんは撮影中の様子について、「リハーサルもマスクを着けてやっているので、本番になると、こんな表情だったのね、とちょっと緊張したり驚いたりします」といい、「先日、久しぶりに渋沢家のメンバーで撮影があったときは『最近なに食べた?』とか、ロケの話や深谷のことなどをリラックスして話しています」と明かした。

 4Kや8Kといった高精細の映像作品が増えてきたことについては、「『ほんとにどこまで進化するの~? そんなにアップに撮らないで~!』と思います」と本音を漏らした。

 また、ドラマについては、「今週の第6回から、栄一たちが、いろいろな意味で成長した男になっていくし、江戸の方々の物語とも交錯していきます。私自身も毎回いろいろなせりふが胸に迫るものがあると思って見ていますので、視聴者の皆さんにも、ぜひ楽しみに見ていただきたい」と今後の見どころを語った。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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