小沢健二:25年ぶりテレビドラマのOPテーマ担当「美しい関係が生まれた」 話数で使用箇所が変わる仕掛けも 

連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」のOPテーマを担当する小沢健二さん(C)新津保建秀
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連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」のOPテーマを担当する小沢健二さん(C)新津保建秀

 シンガー・ソングライターの小沢健二さんが、俳優の中村倫也さん主演で4月5日にスタートする連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系、月曜午後11時6分)のオープニング(OP)テーマを担当することが3月23日、明らかになった。小沢さんがテレビドラマのOPを担当するのは、1996年に放送された連続ドラマ「将太の寿司」(フジテレビ系)の「ぼくらが旅に出る理由」以来、約25年ぶり。

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 OPテーマは、小沢さんの新曲「エル・フエゴ(ザ・炎)」。小沢さんは「武道館での1人コンサートのために『エル・フエゴ(ザ・炎)』を書き終わった頃にこのドラマのお話をいただき、原作マンガを読み進むにつれて、本当に驚きました。『珈琲いかがでしょう』と『エル・フエゴ』は、怖いくらいテーマが似ていたからです」とコメント。「考えてみると、もしドラマのために曲を作っていたら、ここまで強烈にシンクロはしなかった気がします。別々の空間で、意識せずに生まれたから、4月から1話1話共振していく『珈琲』と『フエゴ』の、美しい関係が生まれたと思っています」と語っている。

 ドラマの物語が進むにつれて、「エル・フエゴ(ザ・炎)」の使用箇所が変わる“仕掛け”があるといい、「最近ネトフリ(Netflix)などには『Skip Intro』ボタンが付いています。ということは、オープニングは今や、スキップされるもの。そこでオープニングテーマの形を(恐らく毎回)変えていこうと思っています。めっちゃめちゃな回もあったらすてきです。スキップした人は気がつかない(笑い)」と話している。さらに「役者、制作陣も最高。ドラマ、1回も見逃すのはナシです。No Skip Introで!」と語っている。

 「珈琲いかがでしょう」はコナリミサトさんの同名マンガ(マッグガーデン)を映像化。移動コーヒー店「たこ珈琲」店主の青山一(あおやま・はじめ、中村さん)が、心を込めて入れたコーヒーとさりげない言葉で、人生に少し傷ついた人たちの心を癒やしていく。テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送でも放送される。

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