放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)でマシュー・ペリーを演じるモーリー・ロバートソンさんが3月23日、埼玉県立歴史と民俗の博物館(さいたま市大宮区)でスタートした展覧会「NHK大河ドラマ特別展『青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~』」を訪問。ロバートソンさんはペリー役について、オファーを受け「本当にびっくりしました」としながらも、「女優をやっている妻に相談しまして、『大丈夫よ』と言われ、突進しました!」と明かした。
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また「ペリーについては、日本の中学受験の時に覚えた名前、教科書に出てきた人だ!といった印象しかなく、調べていくうちに感情移入できる側面があるということが分かってきたという感じです」と話していて、「扮装した姿はペリーと似ていると言っていただけて、それがその人にとってのペリー像として焼きついていただけたのならば、演じていて『よっしゃ!』という気持ちです。資料も少なく、どうやってペリーという存在を組み立てていくのか時間をかけて考えました」と語った。
展覧会は、吉沢さん扮(ふん)する主人公・渋沢栄一ゆかりの品々を展示。ロバートソンさんは「私自身、新1万円札になる人ということしか初めは知りませんでした。渋沢栄一は、埼玉から出てきて、日本を世界クラスの国家へと押し上げるエンジンのような働きをした方。その方の生い立ちや人生がどんなものだったのか、それを知る上でも貴重な資料が展示の中にたくさんありました」と感想を述べ、「渋沢栄一の『豊かさというのは自分だけではなく、みんなが豊かになることだ』というメッセージを考える機会がここにあると思います」とアピールした。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
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