乃木坂46生田絵梨花:「賭ケグルイ」では“目ヂカラ”意識 松村沙友理もビジュアル絶賛 互いの勝負強さ、魅力は?

「賭ケグルイ双」に出演する生田絵梨花さん(左)と「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」に出演する松村沙友理さん
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「賭ケグルイ双」に出演する生田絵梨花さん(左)と「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」に出演する松村沙友理さん

 アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花さんと松村沙友理さんが、実写「賭ケグルイ」シリーズの新作ドラマ賭ケグルイ双(ツイン)」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督、Amazon Prime Videoで独占配信中)と、映画第2弾「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」(4月29日公開)にそれぞれ出演する。松村さんは、2019年放送のドラマ「賭ケグルイ season2」から夢見弖(ゆめみて)ユメミ役を続投。生田さんはシリーズ初参戦となる。グループ内では同じ1期生であり、また人気ユニット「からあげ姉妹」も組む2人。約10年来にわたって共に活動してきた“盟友”2人に、それぞれの“勝負強さ”や役どころについて聞いた。

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 ◇生田絵梨花「まつげ美容液ぬりたくりました」 3年ぶり黒髪も

 「賭ケグルイ」は、マンガ誌「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)で2014年3月から連載中の河本ほむらさん作、尚村透さん画のマンガ。勉強や運動ではなく駆け引き、読心術、勝負強さなどギャンブルの強さがすべてを決める私立百花王学園に、ギャンブル狂の謎多き転校生・蛇喰夢子が現れたことで、学園の階級制度に異変が起こる……というストーリー。浜辺美波さん主演で2018年1月にテレビドラマ化され、ドラマ2期が2019年3月に放送。2019年5月には「映画 賭ケグルイ」も公開された。

 生田さんが出演する「賭ケグルイ双」は、人気キャラ・早乙女芽亜里(めあり)が主人公のスピンオフマンガを、森川葵さん主演で実写化。夢子が学園に転校してくる1年前を描いた前日譚(たん)にあたる。松村さんが出演する「映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」は「ジャニーズWEST」の藤井流星さん演じる、かつて学園を追放されたすご腕のギャンブラー視鬼神真玄(しきがみまくろ)が舞い戻り、学園を混沌(こんとん)に陥れる……という展開。

 生田さんが演じるのは学園の生徒会に属する美化委員長・三春滝咲良(みはるたき・さくら)。キャスト発表時には、黒髪ロングのポニーテール姿のビジュアルも大きな話題となったが……。

 生田さんは「三春滝の役をいただいて、一番の心配はビジュアルでした。三春滝は美しさと凛々(りり)しさを兼ね備えたキャラクターです。特にまつげが長くて、目ヂカラが印象的なので、ここにどう近づけるのかと挑戦でした。まつげ美容液をぬりたくったら、結果的に3センチくらい伸びて。映像で確認すると目ヂカラは結構出たのかな、と思います。また、武士的というか古風なたたずまいも持っているキャラなので、姿勢にも気をつけました」と話す。

 役に合わせて髪色は約3年ぶりに黒に戻したという。久しぶりの黒髪については「意外にも(周囲から)黒髪は好評でした! 大人っぽく見られたいので髪を染めているのですが、年を重ねると黒でも大人っぽく見られるならいいかな、と思いました」とにっこり。「後、撮影で森川葵ちゃんに初めて会った時に『三春滝だ』って言われまして、その言葉にはすごく勇気をもらえました」と振り返った。

 ◇松村沙友理「いくちゃんには高貴なオーラ」 互いの勝負強さは?

 そんな生田さんについて、「賭ケグルイ」シリーズの“先輩”松村さんは「キャスティングを考えた人は天才だと思いました!」と笑顔。「いくちゃん(生田さんの愛称)には高貴なオーラがあるし、真面目だし、そういうところも三春滝に通じているなあと感じます。男の人とかを引き連れている感じがすごい似合っていました。絶対私にはできない……(笑い)」と話す。

 生田さんは松村さんについて、「英監督があいつ(松村さん)はすごいって言っていました」という。「映画で視鬼神真玄が登場し、みんなが戦々恐々としている中で、ユメミだけはずっとニコニコしていて(笑い)。監督が『これをやれるのはあいつだけだ』と言っていました」と明かした。

 2人には“お互いの勝負強いと思うところ”も尋ねてみた。生田さんは「まちゅ(松村さんの愛称)本人は結構人見知りというか、私自身もそれは感じるのですが、“ここぞ”というとき、普通なら萎縮してしまう様な場面でも挑んでいくし、人の懐にも入っていくのもうまいと思います」と告白。「後、メンバーで『人狼ゲーム』をやったとき、まちゅはすごい強かったし、うそをつくのも上手なんです! ニコニコしながら平気でうそついて……(笑い)。メンバーはみんな松村を信じてしまうんです。私は信じてほしくて一生懸命に主張するんですけど、誰も信じてくれなかったです」と笑っていた。

 対して松村さんが「いくちゃんは、ほかの仕事でライブのリハーサルができないことがよくあるんです。(裏では)専門家の先生が付くようなこともやっていることが多いのですが、そんなバタバタなときでも一歩ステージに出ると不安感を一切見せないところがすごいと思います」と言うと、生田さんは「本当は超不安なんですけど、隠すフリには自身があります。でも、そこは(ポーカーフェイスの)三春滝と似ているかもですね」と語っていた。

 ◇OPで苦手なアクション挑戦 丸三日間けいこ

 それぞれの役どころの注目ポイントも聞いた。生田さんは「『賭ケグルイ』はオープニンがめちゃくちゃカッコイイですよね。ミュージックビデオみたいに魅力的だな、とずっと思っていたのですが、今回私、棒でアクションしているんですよ!」とアピール。

 英監督から、同じく監督がメガホンをとった2017年の映画「あさひなぐ」のときの話を持ち出され、「薙刀(なぎなた)やっていたからできるでしょ」とむちゃ振りされたといい、「思わず『できます!』って言ってしまったのが始まりで……(笑い)。もともとアクションは苦手なので、アクション指導の方に丸三日間くらいけいこをつけてもらいました。すごい力を入れて撮影したので、見どころにあげさせてください!」と声を弾ませた。

 一方、松村さんは「ユメミちゃんの可愛さ……ですかね(笑い)。約2年ぶりにユメミを演じたのですが、監督からは『若返った』と言われて(笑い)。しかも完パケを見たとき、前作の時よりもたくさん映っていたんです! せりふとして関わっていないところでも、ユメミの仕草とかも注目していただけたらうれしいです!」とアピール。

 生田さんが「いつも言っているのですが、まちゅはどんどん可愛くなっている」と“加勢”すると、松村さんは「いくちゃんは会う度にいつも言ってくれるんです」と顔をほころばせていた。

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