全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の竹野内豊さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「イチケイのカラス」(月曜午後9時)が4月5日に始まる。竹野内さんの同枠主演は2010年放送の「流れ星」以来11年ぶり。自由奔放で型破りな刑事裁判官の入間みちおと、彼に振り回されながらも真実をつかもうと奔走する東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)メンバーの活躍を“コミカル&ビター”に描く。
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原作は浅見理都さんの同名マンガ(講談社)。みちお(竹野内さん)は異端の刑事裁判官。ひげをはやしてカジュアルな服装をしている。絶対に冤罪(えんざい)を生まないよう、自らの足で現場検証して事件の真相を明らかにしていく。
経歴も異色で元弁護士。裁判官になった背景には、過去のある事件が深く関わっていて、物語が進むにつれ、その知られざる過去が明らかになっていく。
イチケイのメンバーは、黒木華さん、新田真剣佑さん、桜井ユキさん、水谷果穂さん、中村梅雀さん、小日向文世さんが演じる。黒木さんはみちおと真逆なタイプで冗談の全く通じない堅物裁判官・坂間千鶴。新田さんはみちおのファンで彼をサポートする裁判所書記官の石倉文太(ぶんた)。中村さんはお人よしの主任書記官・川添博司。桜井さんは三つ子の母で書記官の浜谷澪。水谷さんは新人事務官の一ノ瀬糸子。小日向さんは伝説の裁判官・駒沢義男という配役。
さらに、山崎育三郎さんがみちおに振り回される正義感の強いクールな検事・井出伊織、升毅さんが井出とコンビを組む主任検事の城島怜治、草刈民代さんが最高裁判所判事・日高亜紀をそれぞれ演じる。
第1話は30分拡大版で放送。ある日、特例判事補になったエリートの千鶴(黒木さん)がイチケイに赴任してくる。東大法学部出身で、裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている、と強烈に自負している。千鶴が異動してきた目的は、事件の処理件数が信じられないほど少なく、会社なら倒産レベルの“赤字”状態のイチケイを立て直すためだった。
駒沢(小日向さん)は、千鶴にみちおと組むよう指示。その後、みちお、千鶴、駒沢は、大学生の長岡誠(萩原利久さん)が、代議士の江波和義(勝村政信さん)に全治1カ月のケガを負わせた傷害事件を扱う。誠の父洋一郎は江波の秘書で、2カ月前に不正献金疑惑で東京地検特捜部がマークし始めた矢先に自殺を図っていた。
第1回公判で、誠は江波が先に殴ってきたと証言し、父は自殺ではないと主張。するとみちおは、傷害事件の元になった洋一郎の死の真相を確かめる必要があるとして、捜査権を発動し現場検証すると言い出して……。
ほかに「チョコレートプラネット」がゲスト出演する。
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