注目ドラマ紹介:「桜の塔」玉木宏が警察内の“出世バトル”に挑む 「3A」「仮面ライダービルド」脚本家が描くパワーゲーム

連続ドラマ「桜の塔」の第1話のワンシーン=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「桜の塔」の第1話のワンシーン=テレビ朝日提供

 俳優の玉木宏さん主演の連続ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が、4月15日にスタートする。本作は、2019年に放送され話題になった「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)や、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系)の武藤将吾さんが脚本を手がける、完全オリジナルの刑事ドラマ。警視庁を舞台に、警視総監を目指して巻き起こる組織内のパワーゲームや、野望と正義を描く。
 
 玉木さんが演じるのは、幼少期の出来事が火種となり、権力を手に入れることを渇望する警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。自分が警視総監になるため、まずは自らが属する派閥のトップが警視総監になることが出世の近道と考え、汚い仕事もためらうことなく遂行していく人物だ。
 
 また、正義感に燃える警視庁捜査1課の水樹爽を広末涼子さん、漣と爽の関係性と出世レースの両面で、不穏な一石を投じる千堂優愛を仲里依紗さん、捜査1課の若手刑事・富樫遊馬(とがし・あすま)を岡田健史さん、捜査1課長の牧園隆文を関智一さん、警視総監の座を狙う「東大派」の警務部長・吉永晴樹を光石研さん、「薩摩派」の警備部長・権藤秀夫を吉田鋼太郎さん、「外様派」の刑事部長で、漣に目をかける千堂大善を椎名桔平さんが演じる。

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 第1話では、都内の銀行で立てこもり強盗事件が発生。捜査1課主任・水樹爽(広末さん)率いる「水樹班」は事件現場を包囲。現場からの連絡を受け、刑事部長・千堂大善(椎名さん)は特殊急襲部隊「SAT」の出動を要請する。

 しかし、千堂と次期警視総監の座を争う、警備部長・権藤秀夫(吉田さん)と警務部長・吉永晴樹(光石さん)が抱える思惑が絡み合い、「SAT」出動を決める交渉は決裂。そうこうしているうちに、覆面をかぶった犯人が人質の1人に発砲し、裏口から逃走してしまう……という展開。

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