泣くな研修医:木南晴夏、白濱亜嵐ら研修医を厳しく指導 外科医役初挑戦

連続ドラマ「泣くな研修医」で木南晴夏さんが演じる佐藤玲=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「泣くな研修医」で木南晴夏さんが演じる佐藤玲=テレビ朝日提供

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐さん主演で4月24日に始まる連続ドラマ「泣くな研修医」(テレビ朝日系、土曜午後11時)。木南晴夏さんが外科医役に初挑戦する。主人公・雨野隆治(白濱亜嵐さん)ら研修医たちを厳しく指導する牛ノ町総合病院の消化器外科医・佐藤玲(木南さん)の役どころを紹介する。

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 ◇消化器外科医10年目 研修医たちを厳しく指導

 原作は現役外科医の中山祐次郎さんの小説デビュー作にしてベストセラーの同名小説(幻冬舎文庫)。研修医たちの青春群像劇と共に、現代医療界の抱える問題を描く。

 木南さん演じる玲は、消化器外科医10年目。クールで仕事はできるが皮肉屋。雨野ら研修医たちを一人前の医師に成長させるべく厳しく指導する。同期の鴨下修一(吉田ウーロン太さん)は一方的にライバル視してくるが、歯牙にもかけない。10年前、牛ノ町総合病院で研修医をしていた。

 木南さんは「佐藤先生はクールでぶれない、当たりの強い人ですけど、決して性格が悪いわけではなく、間違ったことは言わない、いつも正しいことを言っている女性。きっと患者さんに対する気持ちや配慮もある熱い人だと思うので、そういう点をしんに持って演じられればいいなと思います」とコメント。

 「医療ものではあるんですけど、研修医たちの成長物語が描かれる群像劇でもあるので、励まされたり、自分に置き換えて懐かしんだり、元気をもらえる部分がとても多いと思います。皆さんもぜひこの作品を見て、明るい気持ちになっていただけたらなと思います!」とアピールした。

 ◇初回ストーリー

 地方の大学を卒業した雨野隆治は、一日も早く一人前の医師になる夢を持ち、研修医としてやる気に満ちていた。しかし、待っていたのは「兵隊」「伝書鳩」「さすまた」と言われ、医師たちが機嫌良く仕事ができるようにするため、サポートという名の雑用をこなす毎日。

 その上、患者を前にしてもまともに動けず、救急患者が運ばれてきた時にはうろたえるばかりで、何もできないどころか器材をばらまいてしまう始末。理想と現実は程遠く、結局、救急患者は指導医の佐藤玲が全て診ることになった。

 だが、隆治は、同期研修医の川村蒼(野村周平さん)、滝谷すばる(柄本時生さん)、中園くるみ(恒松祐里さん)には、見えを張ってまるで自分がやったかのように話す。

 そんなある日、14歳の女の子が母親に付き添われながら腹痛で救急外来へ。虫垂炎と診断され、後日手術されることになったが、どの医師も「忙しい」と押し付け合ってやりたがらず、隆治に振られる。そんな中、病院内でトラブルが発生。川村と滝谷が取っ組み合いのケンカとなり……。

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