唐沢寿明:初の連ドラ続編 「ボイスII」7月から放送 真木よう子も帰還

7月スタートの連続ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」に出演する唐沢寿明さん(左)と真木よう子さん=日本テレビ提供
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7月スタートの連続ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」に出演する唐沢寿明さん(左)と真木よう子さん=日本テレビ提供

 俳優の唐沢寿明さん主演で2019年7月期に日本テレビの土曜ドラマ枠(土曜午後10時)で放送された連続ドラマ「ボイス 110(イチイチゼロ)緊急指令室」の続編が7月から放送されることが5月12日、明らかになった。続編には、主人公で凄腕(すごうで)刑事・樋口彰吾役の唐沢さんと、ボイスプロファイラー(声紋分析官)・橘ひかり役の真木よう子さんが続投する。唐沢さんが主演を務める連続ドラマの続編が制作されるのは初めて。

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 ドラマは、犯罪被害者からの110番通報に迅速に対応すべく、警察の緊急指令室に特設された独自捜査ユニット「ECU」が舞台。猟奇殺人犯に妻を殺された神奈川県警港東警察署の樋口と、父を殺害された緊急指令室の室長で、どんなかすかな音も聞き逃さないボイスプロファイラーのひかりらの活躍を描いた。

 続編の「ボイスII 110緊急指令室」では、樋口とひかりと対峙(たいじ)する“ダークヒーロー”が登場するという。前シリーズと同様に、浜田秀哉さんが脚本を務め、大谷太郎監督と久保田充監督らがメガホンをとる。7月から毎週土曜午後10時に放送される。

 ◇唐沢寿明さんのコメント

 今、なかなか「II」をやる連続ドラマは少ないと聞きました。自分自身も連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてです。それだけ前作の反響が大きかったということでうれしいです。

 真木さんと再び共演ですが、「II」をやるならやはり同じメンバーがいいと思っていました。メンバーそれぞれに今回、新たな展開がありそうなので期待してほしいです。「ボイス」の魅力の一つは、“恐怖”ですが、ただ単純に怖いということだけではなく、犯罪者側にも何か背負っているものがあって、そういったところがしっかりと描かれているヒューマンドラマになっていると思います。樋口彰吾自身も、2年たっていろいろな環境の変化がありましたが、再び港東署に戻って、新たな事件に立ち向かっていきます。自分自身も今後の展開を楽しみにしています。ご期待ください!

 ◇真木よう子さんのコメント

 (「ボイスII」の話を聞いて)橘ひかりは絶対聴感能力という特殊でとても難しくやりがいのある役で、またハードな撮影になるかと思うので、気合を入れて頑張りたいと思いました。

 (共演の)唐沢さんはとても頼りがいのある方で前回も演者、スタッフ全員の兄貴的存在でした。今回も唐沢さんに全力で甘えていきたいと思います(笑い)。前作「ボイス」は最後「復讐」では終わっていません。「何があっても生きて、前進していく」という大きなメッセージがあったと思います。コロナ渦で我慢の日が続いていますが、また皆さんに時間を忘れるようなタイムリミットサスペンスをお届けできるように頑張りたいと思います。

 ◇尾上貴洋プロデューサーのコメント

 「復活」は、ちょうど2年後にやってきました。再びあの「アブなく、切なく、目が離せない夏」が始まります。今回は、さらにパワーアップした“ある特徴”を持つ、最凶最悪の殺人犯が、容赦なく主人公たちに襲い掛かります。その正体は誰か? どんな人物なのか? 裏切者は? いくつもの謎を載せて疾走する、夏にふさわしい爽快なエンターテインメントドラマになっています。

 また、スピード感あふれる映像の中にもいろいろな方々が楽しめる「仕掛け」を施していこうと考えています。主演の唐沢さんとも話しましたが、すでに走り出す準備は万端な様子でした。スタッフも「前作を超えるものを作ろう!」と、全員意気込んでいるところです。

 今夏までのタイムリミットは、あとわずか。ぜひ、今から期待していただければと思います。

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