松坂桃李:「愛すべき皆さんに救われた」 「あのキス」クランクアップ 麻生久美子は井浦新に心残り?

連続ドラマ「あのときキスしておけば」のクランクアップを迎えた松坂桃李さん(中央)と井浦新さん(左から2番目)=テレビ朝日提供
1 / 6
連続ドラマ「あのときキスしておけば」のクランクアップを迎えた松坂桃李さん(中央)と井浦新さん(左から2番目)=テレビ朝日提供

 俳優の松坂桃李さんがこのほど、主演ドラマ「あのときキスしておけば」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)のクランクアップを迎えた。壊滅的にポンコツな主人公・桃地のぞむを演じた松坂さんは「愛すべき作品、愛すべき登場人物たち、そして愛すべき現場スタッフの皆さんに本当に救われたな、と思っています」と感謝。「試行錯誤しながら皆さんと作ってきたこの時間が、僕にとってはとても幸せでした」と振り返った。

ウナギノボリ

 ドラマは、恋愛ドラマの名手・大石静さんオリジナルのラブコメディー。桃地のぞむ(松坂さん)と、桃地が大好きなマンガ家・唯月巴(麻生久美子さん)の魂が宿った清掃員のおじさん・田中マサオ(井浦新さん)との交流をコミカルに描く。

 松坂さんは「最初にお話いただいたとき、『面白そうですね! ぜひやらせてください!』と言ったものの、いざ上がってきた台本を読んでみたら、『これは演じるのがけっこう難しいかもしれない……?』と正直緊張していたんです(笑い)」と本音を吐露。

 「でも、こんなに難しいハードルも、このチームの皆さんと一緒だったからこそ余裕で乗り越えられたし、毎話毎話大石静さんから投げかけられてくる課題にも、真摯(しんし)に向き合えたんだと思います」と話し、「皆さんがこの作品に向き合っている顔を見ながらでなかったら、僕は桃地という役をやりきることはできなかったんじゃないかと心から思っています! 本当にありがとうございました。感謝しています! 大好きです!」と伝えた。

 松坂さんと同シーンで井浦さんも撮了。「オジ巴は自分一人の力ではできなかった」と明かし、「桃李くんが演じる桃地じゃなければオジ巴は生まれてこなかったなと思っていますし、その指針を作ってくれた巴役の麻生さんにも感謝したいです。そして、そのいろいろなものをめちゃくちゃにしてくれた高見沢(春斗)役の(三浦)翔平くんには『バカヤロウ(笑い)』と言いたいですね(笑い)」と冗談を交えてあいさつした。2人のクランクアップには出演シーンがなかった麻生さん、既に撮了していた三浦さん、藤枝喜輝さんも駆けつけた。

 麻生さんは松坂さん、井浦さんのクランクアップ後、別のシーンで撮了。「今回一番さみしいのは“桃地に会えないこと”です。本当にすごく可愛くて……そんな桃地に会えないのがさみしいという気持ちにさせてくれた松坂桃李さん、本当にありがとうございました」とコメント。井浦さんに対しては「一緒にお芝居できなかったのだけが、唯一心残りなので、続編を期待しています(笑い)」と語った。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画