香川照之の昆虫すごいぜ!:夏休みは「虫の視点で」過ごす “もう一度届けたい授業”&「ベスト・オブ・すごいぜ!」発表

「香川照之の昆虫すごいぜ!」の“カマキリ先生”こと香川照之さん (C)NHK
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「香川照之の昆虫すごいぜ!」の“カマキリ先生”こと香川照之さん (C)NHK

 昆虫好きで知られる俳優の香川照之さんによるNHK・Eテレの学校放送番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」の過去18作から10作を選び、未公開映像も交えて放送する夏休み企画が実施されることが分かった。

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 番組は、「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、香川さんがカマキリの着ぐるみ姿の“カマキリ先生”となり、大好きな昆虫の生態を紹介する。2016年10月にスタートし、1時間目から8時間目まで「トノサマバッタ」「モンシロチョウ」「オニヤンマ」「クマバチ」「ハンミョウ」「アリ」「キリギリス」「セミ」を取り上げ、特別編も放送してきた。

 夏休み企画のタイトルは「カマキリ先生といた夏は ベスト・オブ・すごいぜ!を打ち上げ祭」。同企画で放送される10作は、カマキリ先生が「もう一度届けたい授業」だといい、その中から、カマキリ先生が「ベスト・オブ・すごいぜ!」を選んで発表する。8月14日から3週連続で実施され、14、21日は3作ずつ放送し、最終日の28日は4作の放送に加え、「ベスト・オブ・すごいぜ!」も発表する。

 “カマキリ先生”こと香川さんは、「思えばたった一言『Eテレでやりたい』と言ってから5年間、先生は楽しく過ごしてまいりました。子供の頃はずっと虫を追いかけて夏休みを過ごし、それを50歳超えてからもう一回できるなんて、こんなにありがたいことはありません。そう、虫取りに定年なしです。昆虫たちはそのシーズンで命を終えて、土に返り、また子孫を産んで、世代を繰り返しています。この夏休み、もう一度、昆虫の生き方から、何が大切なのか学ぶべき時期です。そのための特別な時間を先生はこの夏休み用意しました。この時間はちょっと人間であることを忘れて、虫の視点でこの夏休みにご覧になって過ごしてください。そして虫を追いかけて、その楽しさに触れてほしいですね」とコメントを寄せた。

 「カマキリ先生といた夏は ベスト・オブ・すごいぜ!を打ち上げ祭」は8月14、21、28日午後2時半から放送される。また、放送後にNHKプラスで1週間見逃し配信も予定している。

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