アメトーーク!
センスある後輩に緊張しちゃう芸人
2月26日(木)放送分
ミュージカル俳優の井上芳雄さん、宝塚歌劇団の元雪組トップスターで女優の朝海ひかるさんらが出演する舞台「こまつ座第135回『日本人のへそ』」。井上ひさしさん作、栗山民也さんが演出を務めた舞台公演で、10年ぶりの上演となる。ストリッパー、ヘレン天津の半生を軸に「言葉と必死で格闘する人びと」を描く作品だ。井上さんと朝海さんに、舞台の台本を初めて読んだときの印象や舞台裏を語ってもらった。
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朝海さん 改めて台本を読むと、「あー!」って思うよね。言葉一個ずつ咀嚼(そしゃく)すると。
井上さん ちゃんと分かってくると、さらにすごい作品なんだなっていうのが分かる。いろんなものが詰め込まれて、1回見たくらいじゃ全ては分からないですよね。
朝海さん 1個ずつのせりふの中にいろいろな意味が入っていたりするから。
井上さん 全部分からなくても楽しめる作品でしょうし、分かったら分かったでハマる作品だと思いましたね。
朝海さん 改めて読んだ時はどう思いました?
井上さん 「大変そうだな」とは思いましたね。いろいろな役柄をやるし。やったことないタイプの役も多いし、「こまつ座」に出るって、お芝居とか演劇の根本に戻るというか。朝海さんは?
朝海さん やっぱり井上先生の戯曲を、声に出して自分たちがせりふとして誕生させるときって何か特別な思いがする。
井上さん 責任もありますしね。
朝海さん 先生がこれを書かれたときの思いとか。栗山(民也)さんが「きっとこの一言だけで1週間ぐらい考えたよ」とかおっしゃるんですが、そうなんだと思うと、一言一言の重みがね。言葉への向き合い方を改めて考えさせられるというか。
井上さん 「こまつ座」ならではの意気込みもありますよね。
朝海さん 何が本当で何がうそか分からないっていうのが、このお芝居の一つのテーマになっているので、どのせりふを取っても表と裏があると思うと楽しい。
朝海さん 膝がボロボロですよ。
井上さん 女性陣は本当に大変ですよね。ヒールも履いているし。着替えが多いですよね。朝海さんの方が僕より断然多い。
朝海さん この間数えたら、上から着ているものとか羽織る物を全部数えると、1幕で12回くらい衣装変えているかな。
井上さん 着替えるだけで疲れますよね。
朝海さん そうだね、髪の毛とかもかつらを全部替えるので、それに女性はお化粧も変えているので。
井上さん そっか。1幕全然止まってないですか?
朝海さん 止まってない。クリーニング娘の前(のシーン)はちょっと時間があるけど、そこだけ。あとはずっと走り回ってる。
井上さん 一瞬でばって脱いで、ぱって戻るところありますよね。
朝海さん 芳雄くんの役は早着替えある?
井上さん 僕はあんまり、早替えっていうのは無いんですよ。だからそんなに大変じゃないんですけど。靴下を舞台袖で脱いだり、履いたりしているのが、後半疲れてきてね。座らないと靴下が履けなくなっちゃう。
朝海さん どんだけ足腰弱いの(笑い)。
井上さん “傾斜”っていうのが足腰にきますね。
朝海さん 今回の八百屋舞台(傾斜がついた舞台)は普通の倍ぐらいに角度がある感じがします。そこで、踊ったり、歌ったり、転がったり皆さんしているので。
井上さん あまり後ろに行きたくないですもんね。ただ歩いてるように見えて、登ってるわけだから。ものすごく考え抜かれたセットと演出ですよね。
朝海さん 稽古場で最初に栗山さんが「良いセットだろう」ってすごいおっしゃていて。やっぱり考え抜かれたセットですね。
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