緊急取調室 シーズン4:“梶山勝利” 田中哲司演じる出世もくろむ管理官 冷徹で要領よく

7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する田中哲司さん=テレビ朝日提供
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7月8日スタートの連続ドラマ「緊急取調室」に出演する田中哲司さん=テレビ朝日提供

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)シーズン4が7月8日にスタートする。可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる真壁有希子(天海さん)ら警視庁捜査1課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く人気ドラマの最新シリーズ。新シリーズの放送を前に、改めて俳優の田中哲司さん演じるキントリのメンバー・梶山勝利(かじやま・かつとし)を紹介する。

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 ◇組織のしがらみに苦しむ一面も

 梶山はキントリの管理官。冷徹な判断力と要領の良さで出世を重ねてきており、警察組織の階級主義や縄張り争いのしがらみに苦慮する一方、出世も目論(もくろ)む中間管理職だ。昔からよく知る有希子の交渉能力に目を付け、キントリのメンバーに抜てきした。キントリのメンバーには絶大な信頼を寄せている。

 ◇初回ストーリー

 初回ゲストは女優の桃井かおりさん。桃井さん演じる“黒い女神”と称された50年前の学生運動のリーダー大國塔子が長年の沈黙を破ってハイジャックテロを起こす。要求は、同じ便に乗っている国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平さん)を自らのもとに呼ぶこと。

 出張先の北海道警察へ向かう途中、機内でテロに居合わせてしまった有希子は、事態収束のため、塔子との交渉を試みる。そんな中、宮越の代わりに塔子のもとへやって来た第一秘書・東修ニ(今井朋彦さん)が、塔子と揉み合いになったあげく、命を落としてしまう事態が発生。結果、現場にいた有希子に、世間から非難の声が集まる……。

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