おかえりモネ:仁に過ぎれば弱くなる! “姫”夏木マリの後押しに「サヤカさん、愛のかたまり」

連続テレビ小説「おかえりモネ」第44回の一場面 (C)NHK
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連続テレビ小説「おかえりモネ」第44回の一場面 (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第44回が7月15日に放送され、百音(清原さん)の夢の実現のため、サヤカ(夏木マリさん)が励ましの言葉を贈るシーンに注目が集まった。

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 百音は改めてサヤカに、気象予報士試験が不合格だったと嘘をついたことを謝罪。するとサヤカは、「仁に過ぎれば弱くなる」という言葉を百音に贈る。その言葉の意味するところは、甘やかし過ぎると人はダメになるということだった。サヤカは、「年寄りは甘やかすと、途端に弱っからね」と語り、「行きなさい、自分の思う方へ」と百音の背中を押したのだった。

 サヤカの言葉に対し、SNSでは「サヤカさん、愛のかたまり」「『仁に過ぎれば弱くなる』。ものすごく考えさせられますし、身にしみます」「サヤカさんの愛情の深さ、大きさ、本当にかっこいい」「スパッとしていて良いな」「引き際を心得ていらっしゃる」といった声が集まった。

 また同話では、百音が森林組合の人々に、気象の仕事を目指すことを打ち明けるシーンも。組合の人々が百音にこれまでの感謝を伝える中で、川久保(でんでんさん)は、マンガ家・石ノ森章太郎さんの「どんなに時代が変わっても、面白さを見つけられれば、人間はいくらでも熱くなれる」という言葉を紹介。SNSでは「石ノ森章太郎先生の言葉が胸に刺さりました」「今のわたしに響いた」「石ノ森先生の言葉も良かった」といった感想があふれた。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが気象予報士となり、天気予報の世界にかかわる中で成長を遂げ、故郷に貢献する姿を描く。

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