良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
ミュージシャンでモデル、女優のシシド・カフカさんが、斎藤工さん主演の連続ドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)第3話(8月13日放送)に登場することが分かった。演じるのは、斎藤さん扮(ふん)する「ヘミングウェイ」の「婚約者」を名乗る謎の女性。「ヘミングウェイの正体」という物語の重要なカギを握り、劇中では妖しく美しい着物姿を披露する。
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シシド・カフカさんは、「何かと初めて尽くしの役柄で、私に務まるかと危惧しておりますが、工さんとの初めての共演、楽しみたいと思います」とコメントを寄せた。
テレビ朝日の飯田サヤカプロデューサーは、「謎に包まれた正体不明の男ヘミングウェイに婚約者がいた。堂々と世間の前に現れたその女性は、これまでの登場人物たちに輪をかけて謎に満ちた、ちょっと人間離れした存在に違いありません……。シシド・カフカさんは、凛とした力強い存在感と現実離れした美しさ、カリスマ性のある方で、そのお芝居にも注目しておりました。“斎藤工ヘミングウェイ”とシシド・カフカさん、謎×謎の組み合わせがどのように映るのか? ぜひ、ご期待いただきたいと思います」と話している。
ドラマは、地方の海岸に漂着した記憶喪失の正体不明の男・ヘミングウェイが、世間を騒がせる事件を次々と解決に導き、教祖のようにあがめられていく……というストーリー。祭り上げられるのも一瞬、たたき落とされるのも一瞬というSNS社会の恐怖、そして正体不明の男が人々を狂信させていく様を描く。
第3話では、ヘミングウェイの担当医・国原栄一(船越英一郎さん)の遺体が見つかった。不可解なことに国原の遺体も、入院中に不審死を遂げた大学教授・後宮徳次郎(越村公一さん)同様、胸の前で腕をクロスさせていた。そのうえ、目、口、耳を糸で縫われているという姿。NPO法人「しあわせの鐘の家」の施設にいるヘミングウェイのもとを訪れていた新聞記者・新谷詠美(白石麻衣さん)は、電話で国原死亡の知らせを受ける。すると、驚くことにヘミングウェイはすでにそのことを知っていた。
ヘミングウェイによると、国原は彼に何かを伝えるため、今朝施設に来る予定だったという。なぜいつまでたっても現れない国原に連絡しなかったのかと詰め寄る詠美に、ヘミングウェイは「霊安室に横たわる姿が見えたから」と静かに告げる。さらに、「死が連鎖している。まだ何人も死にますよ」という不穏な言葉も残す……。8月13日午後11時45分に放送される。
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