TBS:深夜に帯ドラマ枠を新設 秋元康×徳尾浩司がタッグ 主演は新人女優

TBS初の深夜の帯ドラマ「この初恋はフィクションです」のイラスト版ポスタービジュアル(C)サンレモ
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TBS初の深夜の帯ドラマ「この初恋はフィクションです」のイラスト版ポスタービジュアル(C)サンレモ

 TBSが10月から月~木曜の深夜に帯ドラマ枠「よるおびドラマ」を新設することが8月21日、分かった。「この初恋はフィクションです」を毎週月~木曜深夜0時40分から15分枠で放送。同局が深夜に帯ドラマを放送するのは初となる。また、民放で初めて全話をYouTubeで配信。月曜~木曜の放送回を同週の金曜にYouTubeで一挙配信する。

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 「この初恋はフィクションです」は企画・原案を秋元康さん、脚本を「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)などの徳尾浩司さんが務めるオリジナルの青春群像ラブストーリー。友情や恋、勉強、部活、進路など、高校2年生の男女が持つ悩みなどを等身大に描く。「私の家政夫ナギサさん」に企画・編成として携わった松本友香プロデューサーをはじめ、同局の若手スタッフが集結して制作される。

 主演は、秋元さんが手がける女優発掘・育成プロジェクト「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」(土曜深夜0時58分)の演技バトルで1位に輝いたメンバーとなり、上位者も主要キャストとして出演する。

 物語の主人公は、校則のない自由な校風の桜彩館高校に通う2年生の倉科泉(くらしな・いずみ)。成績はいつも学年1位だが、恋愛ではクラスで一番奥手な女子生徒だ。ある日、泉のクラスに転校生の祖父江広樹(そぶえ・ひろき)が入学することになるも、祖父江は初日から欠席続きで、一向に登校してこない。まだ誰も会ったことのない“不思議な転校生”の祖父江に生徒たちは振り回されていき……というストーリー。

 クラスメートや教師、家族を演じるキャストは後日発表。ゲスト出演者としてSNSで活躍する話題の人も登場するという。

 コメントは以下の通り。

 ◇秋元康さん

 新人女優のデビュー作にふさわしいドラマということで、日常と非日常の間を行ったり来たりするような学園ドラマを企画しました。まだ、顔が知られていない彼女たちだからこそ、リアリティーのある女子高生を演じられるんじゃないかと思っています。脚本の徳尾浩司も昔からの仲間ですし、プロデューサーの松本友香もこのオーディションを一緒に立ち上げたスタッフですので、気心の気心の知れたチームで面白い作品になるでしょう。

 ◇徳尾浩司さん

 一度しか訪れない青春の中でも、高校3年間というのは私にとって特別なものでした。楽しいことも苦しいことも、どの瞬間を切り取ってもキラキラとして存在している。そんなはかなく美しい時間を、新しい女優さんたちと共に、大切に紡いでいけたらと思います。恋に、進路に、そして祖父江って何者!?と楽しめる要素が盛りだくさんです。謎が謎を呼ぶ展開を、深夜はもちろん通学・通勤の合間にも楽しんでいただけるとうれしいです。

 ◇松本友香さん

 新たな放送枠、新たな配信の形、そしてこの作品がデビューとなる「私が女優になる日_」から選ばれた新人俳優の方々と作る今作は、「新」というワードがたくさん詰まっており、これまでのドラマ制作の形式にとらわれないチャレンジングな作品になると感じております。

 物語も、王道な学園ラブストーリーに秋元先生の代名詞である考察型ミステリーの要素が加わり、エモい青春×ソフトサスペンスで、“エモサス”な世界をお届けできると思っています。地上波放送はもちろん、YouTubeでの全話配信を通して、視聴者の方々の生活の隙間(すきま)時間にフィットし、多くの方々に見ていただけるとうれしいです。

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