全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の松下洸平さんが、10月スタートの連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが8月26日、分かった。吉高さん扮(ふん)する、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央を追う捜査1課の刑事で、かつて梨央が心を通わせた“最愛の人”でもある宮崎大輝を演じる。また、井浦新さんが、あらゆる手段を使って梨央を守る弁護士・加瀬賢一郎を演じることも発表された。井浦さんは2018年1月期に同枠で放送された「アンナチュラル」以来のTBSドラマ出演となる。
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ドラマは、梨央、大輝、加瀬の3人の姿をオリジナルで描くラブサスペンス。新井順子プロデューサーが手がけ、脚本を奥寺佐渡子さんと清水友佳子さん、演出を塚原あゆ子さんが担当と、2017年4月期に同枠で放送された「リバース」の制作陣が再集結して制作する。
2006年、梨央が青春時代を過ごしていた田舎町で失踪事件が発生。15年後、時代をリードする実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れる。封印したはずの事件が再び動き出し、過去の失踪事件が現在の殺人事件へとつながっていく……というストーリー。
大輝は、かつて高校生の梨央が恋心を抱いていた大学生で、陸上部のエースとして活躍し、梨央の父親が寮夫をする寮で暮らしていた。梨央の大学進学をきっかけに離ればなれになるが、15年越しに再会。刑事として梨央が重要参考人となった事件を担当することになる。
一方、加瀬は梨央が代表取締役を務める「真田ウェルネス」の法務部に所属し、真田グループの“番犬”として真田家と会社を守る弁護士。次第に梨央に思いを寄せ、警察や世間から疑惑の目を向けられる梨央を全力で守り抜こうとする。
キャストのコメントは以下の通り。
このような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原監督と新井プロデューサーとは「MIU404」でご一緒させていただいたのですが、「またご一緒できるように頑張らないとな」と思っている中でお声がけをいただいたので、「えっ!?」と一瞬時が止まってしまいました。
「最愛」はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でも時にはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています。そして今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑い)。
新井プロデューサー、塚原監督とのお仕事は「アンナチュラル」以降2度目になるのですが、お話をいただけてとにかくうれしかったです。前作に参加させていただいてから4年ほどたっているので、うれしさの一方で、その4年で積み重ねてきたものをしっかりと表現できるのか緊張感もありました。
台本を読ませていただいて、この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。「ここまで人物を掘り下げているのか」「このあとどうなっていくんだろう」と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!?と必然的に2話を早く見たくなるようになっています。
塚原監督は外側のお芝居だけでなく、人間の内側の心を大切にしてそこを引き出して演出してくださるので、その丁寧な演出を受けながら、また新しいことにチャレンジできると思うと、うれしさと楽しさがあふれてきます。あと、新井Pが後ろの方からジッと見ている威圧感をまた受けるのも楽しみです(笑い)。
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