青天を衝け：「栄一、大蔵省やめるってよ」一人の“民”なんだ…　「最後の変身」発言に特撮ファンは反応

　俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝（つ）け」（総合、日曜午後8時ほか）第31回「栄一、最後の変身」が10月17日に放送され、終盤、栄一（吉沢さん）が妻の千代（橋本愛さん）に「俺は、大蔵省を辞める。やはり俺の道は“官”ではない。一人の“民”なんだ」と告げるシーンが登場した。

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　第31回では、栄一たちは、日本で初めてとなる銀行づくりに乗り出した。さっそく、豪商の小野組、三井組に協力を依頼するも難航。民間の合同によって銀行をつくりたい栄一と、独自に銀行をつくりたい三井は対立し、三野村利左衛門（イッセー尾形さん）と熾烈（しれつ）な駆け引きを繰り広げるが……。

　三野村から指摘され、かつて自身が理不尽な仕打ちを受けた“代官”と同じことをしようとしていることに気づかされる栄一。また、突然やってきた西郷隆盛（博多華丸さん）と酒を酌み交わす中で、高いところから物を言うだけの自分に居心地の悪さを感じていたことを告白。その日の夜、千代に決意を明かす。

　「今度こそ、最後の変身だ」とつぶやく栄一に対して、SNSでは「栄一、大蔵省やめるってよ」「最後の変身キターー」「官を捨て、民への変身」「サブタイ回収！」などと視聴者は反応。栄一役の吉沢さんは、かつて特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」（2011～12年）で朔田流星（仮面ライダーメテオ）を演じたことから、「元仮面ライダーの役者に変身と言わせる遊び」「次回ついにメテオ爆誕宣言（違）」「最後の変身だ！（メテオ、レディ？）」「栄一をメテオに変身させたい人が結構いるらしい」「元仮面ライダーだけど、自分の正体を明かして最後の戦いに臨むウルトラマンのようだった…」と特撮ファンは盛り上がっていた。