おかえりモネ:新次、“向こう”の美波を認める…「時計が動き出した」 ささげた“祈り”「ボロ泣きだわ」

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第112回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第112回の一場面 (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第112回が10月19日に放送された。新次(浅野忠信さん)が、亮(永瀬廉さん)が嵐に襲われたときの心境を打ち明ける姿が描かれ、視聴者の涙を誘った。

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 第112回では、新次と亮が永浦家にやってくる。新次は、亮が嵐に見舞われた際、「亮を連れてかねぇでくれ」と美波(坂井真紀さん)に祈っていたことを告白。なかなか美波の死亡届を出せなかった新次だが、「美波が“向こう”にいるって、そう思ってるから、美波に祈ってたんだよ」と明かす……という展開だった。

 “向こう”の美波の存在に気づいた新次に対して、SNSでは「『もういない』じゃなくて『向こうにいる』という言い方なんだよなあ。新次さん、ずっと心の中で大切に思ってる」「向こうにいるって思ってるから祈った。それに気がついたんだ」「9年。新次さんにとっては必要な時間だった」「新次さんの思いに涙」「やっと時間をかけて新次さんの時計も動き出したね。本当によかった」といった意見が書き込まれた。

 一方、嵐の日にはただただ祈り続けたという新次の姿については、「強い愛情、絆を感じました」「愛情の深さに涙腺崩壊」「新次さんの祈りに涙」「あの港でのあの瞬間の、新次さんの思いは計り知れないよ」「祈りの話あたりからボロ泣きだわ…」といった声が上がった。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

 ドラマは全120回。10月29日に最終回を迎え、最終週の振り返りが、10月30日に放送される。

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