おかえりモネ:新次、ついに美波と“別れ”「ありがと、さよなら」 “かもめはかもめ”口ずさみ「新たな船出」

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第113回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第113回の一場面 (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第113回が10月20日に放送され、新次(浅野忠信さん)が美波(坂井真紀さん)の死亡届に判を捺(お)して、“別れ”を告げるシーンが登場した。

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 第113回では、永浦家を訪れていた新次が、「俺がこれにけりをつけたら、全部なかったことみてぇにはならねぇか…」と打ち明ける。そんな新次に対して、耕治(内野聖陽さん)は「なかったことになんか、なるわけねぇだろ。新次、おめぇは幸せになっていんだよ」と説得する。

 すると新次は、死亡届を見つめながら、美波が好きだった「かもめはかもめ」の一節を口ずさむ。そして、「ありがと、さよなら」と言って、判を捺す……という展開だった。

 新次がついに“別れ”を告げた姿に対して、SNSでは「かもめはかもめを口ずさむ姿に鳥肌」「新次さんの美波さんへの深い深い愛に朝から泣いた」「神回という言葉を使うのもおこがましいほどすさまじい回」「新次さんとりょーちんの新たな“船出”だね」「かもめはかもめを新次さんの口から聞く日がくるとは」「モネの『音楽なんて何の役にも立たないよ
』のもう一つのアンサーかもしれないな」といった感想が書き込まれた。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

 ドラマは全120回。10月29日に最終回を迎え、最終週の振り返りが、10月30日に放送される。

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