SixTONES松村北斗:初の朝ドラに“重圧”「確立された存在ゆえに特別でした」 「カムカムエヴリバディ」で上白石萌音の運命動かす

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雉真稔を演じる松村北斗さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で雉真稔を演じる松村北斗さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第3回が11月3日に放送され、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんが登場した。“初代ヒロイン”安子(上白石さん)の運命を動かしていく雉真(きじま)稔を演じる松村さんは今回が初の朝ドラ。「やっぱりプレッシャーはありましたね。だからと言って他の作品にプレッシャーがないという意味ではないですし、その作品ごとに独特のプレッシャーがありますが、朝ドラは確立された存在ゆえに特別でした」と明かしている。

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 松村さんが演じる稔は、家業である繊維業を海外に展開させることを志す大学生。地元で有名な名家・雉真家の跡取りで、英語が堪能な好青年。稔との出会いが安子の運命を動かしていく……。

 松村さんは、稔と自身の異なる点について、「稔は長男で僕自身は次男だったというのが実は自分の中で大きな違いでした。『カムカムエヴリバディ』は稔が長男だということが大切な作品ですが、僕は26年間『弟』としてしか生きてきていないので、それがすごく邪魔になるだろうなと感じていました。妹や弟がいないので、弟を愛(め)でるという感覚を味わったことが実はないんです。自分が兄として慕われることもないですし。そこが、大きな違いかなと思います。長男役は完全に空想の世界でした」と語る。

 一方で「稔と僕自身の似てるかなと思う部分もあるんですよ」と切り出し、「周りからはすごくしっかりしているように見られているし、『真面目だね』『頼りになるね』と言われてその言葉に押し流されるしかない瞬間も多いのかなと思うんです」と持論を展開。

 「僕もすごく派手な性格というよりは、『おとなしそうだね』『物静かそうだね』と言われるんですが、自分の中ではそうではないので本当はもっと声を上げたいし、『普通にふざけるんだぞ』という思いもあって。だけど、しっかり者でいなきゃいけないのかなと思う瞬間もあったりします。その苦しさは、少し似ているかなと思います」と共感を寄せた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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