玉山鉄二:「君と世界が終わる日に」シーズン3出演へ 教祖ワンティーティ役 桜井日奈子、須賀健太も

ドラマ「君と世界が終わる日に」シーズン3の出演者の顔ぶれ (C)HJホールディングス
1 / 1
ドラマ「君と世界が終わる日に」シーズン3の出演者の顔ぶれ (C)HJホールディングス

 俳優の玉山鉄二さんが、動画配信サービス「Hulu(フールー)」で配信される、連続ドラマ君と世界が終わる日に」(日本テレビ系、日曜午後10時半)のシーズン3に出演することが11月10日、分かった。玉山さんは「生ける屍(しかばね)ゴーレム」の惨禍で、新世界の創設を目的とする宗教団体「光の紋章」の教祖ワンティーティを演じる。

ウナギノボリ

 「君と世界が終わる日に」は、日本テレビとHulu共同制作のゾンビドラマ。ゴーレムが出現した世界を舞台に、主人公の間宮響(竹内涼真さん)や恋人の小笠原来美(中条あやみさん)らが戦いに挑む姿を描く。シーズン2のラストでは、ゴーレムウイルスに感染し、響の子供を宿したまま姿を消した来美と、失意のなか来美を探す旅に出ることを決意した響が描かれたが、シーズン3ではその10カ月後の物語が展開する。

 桜井日奈子さん、須賀健太さん、和田正人さんの出演も発表された。桜井さんは、放浪していたところを「光の紋章」に助けられた宮木伊織、須賀さんは感染症を専門にした研究機関で働いていた元大学院生・室田シンジ、和田さんは宮木伊織の彼氏・梶浦哲夫を演じる。

 玉山さんは「『君と世界が終わる日に』という、大変好評なドラマに自分が参加できることに期待と緊張感を持ち、撮影を楽しみしております。若いチームが新しい時代に向けたアイデアで日本のドラマを変えたい気持ちが伝わり、とても攻めている作品の印象です。役者のアイデアをとても聞いてくださるスタッフチームなので、自分の個性を振り絞って頑張りたいです」と意気込む。

 桜井さんは「長くシーズンが続く人気作品に出演できることがとてもうれしいです。私が演じる宮木伊織は、猟奇的な一面を持ったキャラクターです。主演の竹内涼真さんとは、今年上演されたミュージカルで親子を演じました。今回は厳しいサバイバルを生き抜いて来た間宮響とどういう関係で伊織を演じることになるのか、そこも楽しみです」と話す。

 須賀さんは「シーズン1の第1話をリアルタイムで見て『すごい作品だ』と思ったのを覚えています。作り込まれた世界観には、スタッフやキャストの方々の『日本でもこのクオリティーのゾンビドラマができるんだぞ!』という心意気を感じていました。だから、シーズン3から加わることができてうれしい気持ちと同時に『こりゃ撮影大変だろうな…』という気持ちも(笑い)」とコメント。

 和田さんは「海外ドラマをほうふつさせるような、スケールの大きい世界観に没入できる喜びをかみしめています。未曽有のパンデミックに見る人間模様のリアルが、まさにコロナ禍の現実とリンクしており、作品の端々から人間の本質を描くことを使命としているような本気の熱量を感じます。自分という人間がそこに巻き込まれたらどうなるのか? 逃げたい気持ちをこらえて、必死に演じたいと思います」とアピールしている。

 シーズン3は、2022年2月25日から配信される。

テレビ 最新記事