オダギリジョー:すべてに神経が行き届いた演出光る ドラマ「オリバーな犬」ギャラクシー賞月間賞受賞

連続ドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」脚本・演出のオダギリジョーさん
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連続ドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」脚本・演出のオダギリジョーさん

 俳優のオダギリジョーさんが脚本・演出を手掛け、「犬」役に挑戦したオリジナル連続ドラマオリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」(NHK)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の2021年10月度月間賞を受賞したことが11月19日、明らかになった。

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 ドラマは、警察犬係の主人公と相棒の警察犬が事件に挑む姿とともに、 謎めいた町で繰り広げられるさまざまな人間模様が描かれる、“可笑(おか)しなサスペンス”。主演は池松壮亮さんが務め、主人公・青葉一平(池松さん)の相棒の警察犬「オリバー」役でオダギリさん本人も出演した。

 そのほか、麻生久美子さん、本田翼さん、岡山天音さん、永瀬正敏さん、永山瑛太さん、仲野太賀さん、松重豊さん、柄本明さん、橋爪功さん、佐藤浩市さん、國村隼さん、「野性爆弾」のくっきー!さんら豪華キャスト陣が集結し、9月17日から全3回にわたって放送された。

 放送批評懇談会は「ユニークな発想が随所に見られるとともに、劇画的でスピーディーな演出、それでいて破綻しない構成が素晴らしい。表に出ている現象の裏には、壮大な物語があるということを見事に描き、見ていて近来になくワクワクした。豊富で豪華な出演者の動きすべてに神経が行き届いたオダギリジョーの演出が光る。続編にも期待したい」と選出理由を明かしている。

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