カムカムエヴリバディ:安子が「るい」を出産 名前の由来が視聴者の胸打つ「稔さんらしい」 勇ちゃんの勘違いも「最高だな」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第16回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第16回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第16回が11月22日に放送。安子(上白石さん)は「るい」を出産。稔(松村北斗さん)が考えた、その名前に込められた意味が、視聴者の胸を打った。

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 第16回では、稔の出征を見届けた安子。稔の子を授かっていると分かったのは、稔が出征したふた月後のことだった。ラジオからは連日アメリカからの攻撃の知らせが流れ、勇(村上虹郎さん)も徴兵が決まり、戦争はさらに安子たちの日常を変えていく……という展開だった。

 「るい」という名前は、2人の思い出の曲「On the Sunny Side of the Street(オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート)」を歌うルイ・アームストロングから命名。「どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。僕らの子供にゃあ、そんな世界を生きてほしい。ひなたの道を歩いてほしい」という思いが込められていたが、戦時中のため、周囲には明かすことができなかった。

 SNSでは「あの時の曲から取ったのか~稔さんらしいなぁ」「由来が稔さんらしい」「すてきな名前だ……」「稔さんと安子ちゃんだけの2人の秘密の名前かぁ…ええね」「稔さんの大事な思いが詰まっている」と反響を呼んだ。

 また、秘めた思いを分からない勇が、「分かった野球の塁じゃ」「塁は攻撃側にも守備側にも一番大切なもんじゃ。るいを守るんじゃ」と解説する場面もあり、「勇ちゃん最高だな」「勘違いだけど、いいこと言ってます」「すごく素敵な解釈」といった声もあった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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