海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
女優の福原遥さんが、2022年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」のヒロイン・舞を演じることが11月25日、明らかになった。同日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で開催された会見で発表された。2009~13年に放送された番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(NHK・Eテレ)で、“まいんちゃん”として注目を集めた福原さんは、約2500人が参加したオーディションでヒロインに選ばれた。
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福原さんは「私はNHKさんにたくさんお世話になって、家族のように、まいんのときも皆さん、温かくて、スタッフの方にも『朝ドラに出たい』と話していました。朝ドラに出会えて、本当にうれしいです。早くみなさんに伝えたいです」と明かすと、目に涙を浮かべ、「うれし涙です。本当に夢のようで、憧れていた場所なので。たくさんの方の支えてここにいれて、ちょっと感動しちゃいました」と喜びを語った。
「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台とする作品になる。脚本はNHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんが担当する。描く時代は、1990年代から現代。ヒロインが、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く。
ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らし。引っ込み思案だった舞だが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧(たこ)」に魅入られる。空への憧れは、パイロットになる夢へとふくらむ。二つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人との絆を深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つける。それは仲間たちの力を集め、島を行き来できる電動小型飛行機を飛ばすこと……というストーリー。
朝ドラは上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんがヒロインを務める「カムカムエヴリバディ」が放送中。2022年度前期は黒島結菜さんがヒロインを務める「ちむどんどん」が放送される。
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