カムカムエヴリバディ:第5週視聴率17.0%で上昇の兆し 安子はるいと二人で生きる道を選ぶが…

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のロゴ=NHK提供
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のロゴ=NHK提供

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第5週「1946-1948」(11月29日~12月3日)の週間平均視聴率(世帯)が17.0%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区・以下同)だったことが12月6日、分かった。

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 同作の週間平均視聴率(世帯)は第1週が15.5%、第2週が16.0%、第3週が15.7%、第4週が16.5%、第5週が17.0%と、第4週から上昇の兆しを見せている。

 第5週では、再婚を勧められ、娘のるいと引き離されそうになった安子(上白石さん)は、岡山を飛び出して大阪でるいと二人暮らしを始める。父に教わったお菓子作りの知識を生かして芋飴(あめ)を売り歩いて生計を立てようとする安子だったが、戦後の状況は厳しく、身も心も限界に近づいていく。そんな中、ラジオから証城寺の狸囃子(たぬきばやし)のメロディーにのって「カムカムエヴリバディ♪」が聞こえてくる。それは、後に「カムカム英語」と呼ばれ、日本中から愛される「英語会話」の初回放送だった。

 講師の平川唯一(さだまさしさん)の優しい語り口に元気をもらった安子。やがてラジオから聞こえるカムカム英語は毎日の楽しみになる。ある日、つつましく暮らす安子とるいの前に千吉(段田安則さん)が現れる。千吉は安子に、るいを連れて雉真(きじま)家に戻ってくるよう説得するが……という展開だった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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