青天を衝け:明日は15分拡大! 最終回直前回 幕末、明治を生き抜き…慶喜「楽しかったなぁ」

大河ドラマ「青天を衝け」第40回「栄一、海を越えて」場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」第40回「栄一、海を越えて」場面カット (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第40回「栄一、海を越えて」が、12月19日に15分拡大版として放送される。ドラマは同回を入れて残り2回。最終回直前回となる第40回の予告編には「栄一、アメリカへ」「栄一、苦渋の決断…」「幕末、明治を生き抜き」「栄一は走り続ける」といった文字が映し出され、「楽しかったなぁ」と穏やかな口調で語りかける最晩年の慶喜(草なぎ剛さん)の姿もある。

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 第40回では、アメリカでは日増しに排日の機運が高まっていた。実業の第一線を退いた栄一(吉沢さん)は、日米関係を改善しようと妻・兼子(大島優子さん)と渡米。特別列車で全米60の都市を巡り、民間外交に奔走する。しかし、その道中、長年の友、伊藤博文(山崎育三郎さん)暗殺の知らせが飛び込む。

 一方、渋沢家では、篤二(泉澤祐希さん)が再び問題を起こし、責任を感じた栄一は苦渋の決断を下す。そんな中、慶喜の伝記の編纂(へんさん)は大詰めを迎えていた。栄一は慶喜から意外な言葉を聞かされる……。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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