松嶋菜々子:「家政婦のミタ」以来10年ぶり遊川和彦作品 「となりのチカラ」で白髪&ド派手な服装

1月20日スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」に出演する松嶋菜々子さん=テレビ朝日提供
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1月20日スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」に出演する松嶋菜々子さん=テレビ朝日提供

 女優の松嶋菜々子さんが、松本潤さん主演で1月20日にスタートする連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に出演することが分かった。今作の脚本・演出を手掛けるのは遊川和彦さんで、松嶋さんが遊川さん脚本の作品に出演するのは、「家政婦のミタ」(日本テレビ系、2011年)以来、約10年ぶり。「GTO」(関西テレビ・フジテレビ系、1998年)、「魔女の条件」(TBS系、1999年)など名作を生み出してきたタッグが再び実現する。

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 ドラマは遊川さんのオリジナル作。思いやりと人間愛にあふれていながらも、何をしても中途半端な主人公・中越チカラ(松本さん)が、問題を抱えた同じマンション内の住人たちの悩みを解決していく姿を描く、社会派ホームコメディー。松嶋さんは、中越一家の隣室に住む白髪交じりの道尾頼子(よりこ)を演じる。引っ越してきたばかりのチカラにゴミ置き場の場所を教えるなど、優しく世話好きな人物。しかし、占いにハマっており、常に“今日のラッキーカラー”の服を身にまとうため、全身が黄、赤色と、いつもド派手な服装でチカラたちの前に現れる。

 松嶋さんは「気づけば、遊川さんの作品に多く出演させていただいていることを改めて実感し、驚いています。これまでも個性のある役を演じてきましたが、今までと道尾頼子との違いは、“自分にない”要素です。監督からのリクエストは『自分に役を寄せるのではなく、真逆を意識してやってみてください』ということですが、それは難しく、日々試行錯誤しながら取り組んでいます」とコメント。

 ほかのキャストが演じる役も“意外性”があるといい、「特に、かっこいいイメージの松本潤さんの“ギャップ”。脚本を書かれた遊川和彦さんがチーフ監督としてイメージを大切に丁寧に撮られているので出来上がりがとても楽しみです」と期待。「これまでの遊川さんの作品のように、追い詰められている状況をただハッピーエンドに解決するのではなく、小石を投げて波紋を呼び、自然と次のステージへと向かわせる。そして、そこに反応するそれぞれの人間性をリアルに描く、遊川さんならではのドラマになっています」と印象を語った。

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