カムカムエヴリバディ:クリーニング店・竹村夫妻の優しさに視聴者感動 るいを“娘”と呼び「泣いた」の声

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第55回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第55回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第55回が1月19日に放送。錠一郎(オダギリジョーさん)からプロポーズされ、決断できないるい(深津さん)に対し、クリーニング店の竹村夫妻が背中を押す場面があり、視聴者を感動させた。

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 第55回では、るいは、錠一郎からのプロポーズについて、竹村平助(村田雄浩さん)と和子(濱田マリさん)夫妻に話ができずにいた。大阪に出てきて就職に失敗した自分を拾ってくれ、クリーニングのことを一から教えてくれた2人に対して、自分勝手な相談はできないと考えていたのだ。悩んでいたところ、クリーニング店にやってきた錠一郎の口から、驚きの発言が……という展開。

 コンテストで優勝した錠一郎は、るいに「結婚しよう」とプロポーズ。後日、クリーニング店を訪れ、竹村夫妻に「サッチモちゃんを僕にください」とあいさつし、2人で東京で暮らすつもりであることを伝える。

 大阪に来て就職に失敗し、竹村夫妻に可愛がってもらっていたるい。夫婦には跡継ぎがいないこともあって、結婚の申し出を即答できないでいたるいだったが、竹村夫妻は「そない、いつまでもおられても困るわ」「『るいちゃんみたいなええ子が、いっとき手伝うてくれたなあ』いつか隠居したとき、縁側で2人でそないな話ができたらうちらはそれで幸せや」といい、錠一郎に「“娘”をよろしゅうお願いします」と伝え、るいとの結婚の申し出を受け入れた。

 SNSでは「『娘をよろしくお願いします』って泣いた」「るいさんの背中押す竹村夫妻」「おじさんとおばさんの思いやりと優しさに号泣」「竹村夫妻が最高なんだが」「クリーニング店夫妻がいい人すぎてもう」「るいにはかけがえのない家族なんだよね」「こんなに優しいうそないよ」と盛り上がりを見せた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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