夏へのトンネル、さよならの出口:イラストレーターくっか描き下ろしビジュアル公開 ガガガ文庫のラノベ原作の劇場版アニメ

「夏へのトンネル、さよならの出口」のティザービジュアル(C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
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「夏へのトンネル、さよならの出口」のティザービジュアル(C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

 ガガガ文庫(小学館)のライトノベルが原作の劇場版アニメ「夏へのトンネル、さよならの出口」のティザービジュアルが1月21日、公開された。原作のイラストを手がけ、アニメのキャラクター原案を担当するイラストレーターのくっかさんが、青空をバックに線路を歩く少年と少女を描き下ろした。

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 原作の八目迷さんは「作家としてデビューした時から映画化は大きな憧れでした。それが実現することに、今でも新鮮な驚きがあります。スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。『夏へのトンネル、さよならの出口』は、いつか夢見た理想の夏を舞台にしたボーイミーツガールです。どこか懐かしくてはかない、そんな小説になるよう物語をつづりました。劇場アニメになれば、より深く理想の夏に潜り込めるんじゃないかとすでにワクワクしています。映画の公開を心待ちにしております」とコメントを寄せている。

 田口智久監督は「原作を読んだ時に美しい作品だと思いました。今、この時代に信じられるものは何かということに向き合い紡ぎ出した作品だと感じました。美しい作品には美しい映像が必要で、かつそれがしっかりと映画にならなくてはならないというプレッシャーの中、頼れるスタッフと共に日々制作を進めています。2022年の夏、乞うご期待!」と話している。

 「夏へのトンネル、さよならの出口」は“中に入ると年を取る代わりにほしいものが手に入る”ウラシマトンネルという都市伝説にまつわる、ひと夏のボーイミーツガール作品。過去に最愛の妹を亡くし欠落を抱えて生きる主人公と、ある悩みを持つ転校生の少女が、ウラシマトンネルから互いのほしいものを手に入れようとする。2019年に第13回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞と審査員特別賞に選ばれた。

 アニメは「アクダマドライブ」「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION絆」などの田口さんが監督を務め、「映画大好きポンポさん」などのCLAPが制作する。

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