高橋克典:「舞いあがれ!」で朝ドラ初出演 福原遥の父役で、夢支える同志のような関係に

2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する高橋克典さん
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2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する高橋克典さん

 俳優の高橋克典さんが、女優の福原遥さん主演で、2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」に出演することが2月7日、明らかになった。高橋さんは朝ドラ初出演で、福原さん扮(ふん)するヒロイン・岩倉舞の父の浩太を演じる。

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 高橋さん演じる浩太は、東大阪の町工場を経営する二代目社長。元は重工メーカーに勤めて飛行機を製作する夢を抱いていたが、父親が病死したため退職し、ネジを作る工場を継いだ。娘の舞とは、互いに飛行機好きで、同志のような間柄になっていく。

 出演にあたり、高橋さんは「初の朝ドラ、主人公の父、大阪弁の役ということで、クリアしなければならない条件が多々ありますが、家族を愛し、娘・舞の夢を支える、温かい父親を演じられたらと思います。大空を仰ぎ、大空に思いをはせ、この長引くコロナ禍で塞ぎ気味の心を、晴れやかにできるようなドラマになるよう尽力したいと思います」と意気込んでいる。

 母・めぐみ役で永作博美さん、兄・悠人役で「関ジャニ∞」の横山裕さん、祖母・祥子役で高畑淳子さんが出演することも発表された。永作さんと横山さんも朝ドラ初出演となる。

 「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台とする作品になる。脚本はNHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんが担当する。1990年代から現代を舞台に、ヒロインが、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く。

 ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らし。引っ込み思案だった舞だが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧(たこ)」に魅入られる。空への憧れは、パイロットになる夢へとふくらむ。二つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人との絆を深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つける。それは仲間たちの力を集め、島を行き来できる電動小型飛行機を飛ばすこと……というストーリー。

 朝ドラは上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんがヒロインを務める「カムカムエヴリバディ」が放送中。2022年度前期は黒島結菜さんがヒロインを務める「ちむどんどん」が放送される。

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