海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第81回が2月24日に放送された。謎に包まれていた五十嵐(本郷奏多さん)の生い立ちが、自身の口から語られた。
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第81回では、“モモケン”こと桃山剣之介(尾上菊之助さん)と伴虚無蔵(松重豊さん)の因縁についてのうわさ話を聞いたひなた(川栄さん)は、モモケンのCM撮影時に出会った謎の振付師(濱田岳さん)に真相を聞こうとする。だが、映画「妖術七変化!隠れ里の決闘」のリバイバル上映のチケットを渡され、話をはぐらかされる。そのチケットをほしがる五十嵐の熱意に押されたひなたは、2人で一緒に映画を見に行くことになり……という展開。
映画を満喫したひなたと五十嵐は回転焼き屋「大月」に帰宅。すると五十嵐は、店の前で空腹のため倒れる。その後、大月家で夕食を共にすることに。るい(深津さん)が「一人暮らし?」と聞くと、五十嵐は「はい」と即答。東京出身で、映画村のそばにアパートを借りていることを明かすと、ひなたは「親の仕送りもなしに?」と驚く。
五十嵐は、「時代劇俳優になるって言って、家を飛び出したんだから。甘えられるわけないだろ」「後先考えないくらい夢中になれるものを見つけたから。あのでっかいスクリーンの真ん中で、モモケンさんにも誰にも負けない、世界一かっこいい殺陣を俺はしたい。それが俺の夢なんだ」と目を輝かせる五十嵐を、ひなたは笑顔で見つめていた。
SNSでは「東京から夢をかなえるために親元を飛び出して一人暮らしかあ。そんだけ覚悟してきたってことなんだね」「五十嵐くんはやはり東京出身だったのね」「すごい頑張ってる青年やん」といった反響があった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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