横浜流星:映画「線は、僕を描く」で主演 水墨画初挑戦で1年以上練習 「ちはやふる」製作陣が再集結

映画「線は、僕を描く」のティザービジュアル(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会
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映画「線は、僕を描く」のティザービジュアル(C)砥上裕將/講談社 (C)2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

 俳優の横浜流星さんが、10月21日に公開される映画「線は、僕を描く」で主演を務めることが3月23日、明らかになった。2020年の「本屋大賞」で第3位となった、砥上裕將さんの同名小説(講談社文庫)が原作で、大学生の主人公が水墨画と出会い、魅了されていく物語。小泉徳宏監督をはじめ、映画「ちはやふる」シリーズのチームが再集結して製作される。

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 横浜さんが演じるのは主人公の青山霜介。アルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と出会い、巨匠・篠田湖山(こざん)に水墨画を習い始める。

 横浜さんは本作で水墨画に初挑戦。役作りのため、水墨画家の小林東雲(とううん)さんのもと、1年以上練習を重ねて撮影に臨んだ。横浜さんは「その日、その時の感情によって、描く線が変わる水墨画の無限の可能性に驚かされた」と感想を語っている。

 昨年10、11月に滋賀、京都、三重で全編撮影された。小泉監督は、本作の映画化について「世界は変わっていく、自分も変わっていく。そんな中でも決して変わらない思いを、水墨画の研ぎ澄まされた表現と共に映画にしたいと思った」と明かし、「美しさとはかなさを併せ持つ横浜流星という稀有(けう)な俳優がいればこそ、この難しい題材を体現できた」と話している。

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