反町隆史:「相棒」からの手紙に男泣き「徹子の部屋」で 水谷豊「ソリが選んだ道は、それがいかなる道であろうと賛成」

連続ドラマ「相棒 season20」に出演中の水谷豊さん(左)と反町隆史さん
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連続ドラマ「相棒 season20」に出演中の水谷豊さん(左)と反町隆史さん

 俳優の反町隆史さんが、3月22日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。23日放送の「相棒 season20」(同)第20話で同シリーズを“卒業”する反町さんは、2015年から7年間共演した水谷豊さんからの手紙に涙する。

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 この日、番組ではサプライズで、水谷さんが反町さんに宛てた手紙を紹介。反町さんは目を丸くする。そして、黒柳さんの代読で、水谷さんからの言葉が贈られた。

 「長い時間一緒にいると、相手の日々の状態も分かってくるものですが、ソリ(反町さん)は体も、そして精神もタフな相棒でした」と回顧。思い出に残っているエピソードとして、娘の進路について相談を受けたことを挙げ、「2人の娘さんを留学させるべきかどうか、娘さんにどうしてあげたらいいのか、悩んでいる時に垣間見せた人として、父親としてのソリの顔がとても印象的でした」と明かした。

 また「北海道ロケ、スタッフたちも一緒に何日か宿の温泉に入った時のこと。ソリから体に良いからと、温泉と水風呂を交互に2回入るようとのオーダーがあったのですが、北海道の水のなんと冷たいこと。3日目に『水風呂2回入りましたか?』とソリに聞かれて『もちろん!』と答えましたが、実は1回しか入っていませんでした。たわいのない時間のなんと楽しかったことか」と振り返った。

 そして「卒業について聞いた時は、相棒で7年付き合ったからこそ言えることですが、ソリが選んだ道は、それがいかなる道であろうと賛成です」。さらに「人生、仕事、これまで積み重ねてきたことが役者として発揮できるのは50歳からだと思います。ちょうど、ソリの今の年代です。これまで近くでいろいろなソリを見てきたからこそ言えるのですが、この先、相棒の冠城亘とも違う、魅力的な役者、反町隆史を見られることをとても楽しみにしています」とエールを送った。

 最後は「終わってみれば、やはり長かったような、あっという間のような7年間でした。ソリ、サンキュー!」と締めくくった。

 反町さんはハンカチで目を拭いながら聞き終えると「愛情を7年間いただいたので……。役者としても、人間としても、十分教えていただきました。背中を見続けている大先輩。僕にはない全てのものを持っている人です」と感無量だった。

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