相棒:“冠城亘”反町隆史「特命係」を自ら去る 右京引き留めるも 歴代相棒最多の138回で卒業

人気刑事ドラマ「相棒」で冠城亘を演じた反町隆史さん
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人気刑事ドラマ「相棒」で冠城亘を演じた反町隆史さん

 人気刑事ドラマ「相棒 season20」(テレビ朝日系)の第20話「最終回スペシャル『冠城亘最後の事件―特命係との別離』」が3月23日に放送され、杉下右京(水谷豊さん)の“4代目相棒”冠城亘(反町隆史さん)がシリーズを卒業した。

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 同話では、亘が、かつての上司である法務省法務事務次官・日下部彌彦(くさかべ・やひこ、榎木孝明さん)からのスカウトもあり、公安調査庁への“異動”を決意。特命係を自ら去る……という決断をした。2015年10月14日放送の「season14」初回で初登場して以来、約7年間、右京の“4代目相棒”を務めてきた亘は、歴代相棒の中では最多となる登場回数138回で巣立っていった。

 右京と亘の別れのシーン。亘の決意を知った右京は、「羨ましいです。心の赴くままに居場所を変えられる、その軽快さが」といい、「僕はね、冠城くん。これまで去る者は追わず、来る者は拒まずでやってきましたが、今回、それを破ろうと思います。もう少し一緒にやりませんか。君が特命係を去ることをできれば拒みたい」と引き留めた。

 一方の亘は右京の思いも寄らない言葉に驚きつつ、「最高のはなむけの言葉です。長い間お世話になりました」と深々と頭を下げた。亘の意思の固さを知った右京は、どこか寂しげな表情を浮かべながら、その場を去って行った。

 右京が、歴代相棒の中で唯一引き留めようとした、類のない特命係の“別れ”となった。

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