鎌倉殿の13人:「ドライブ・マイ・カー」三浦透子が大河デビューへ 義経の正妻・里役で登場

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で里を演じる三浦透子さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で里を演じる三浦透子さん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第13回「幼なじみの絆」が4月3日に放送される。同回から女優の三浦透子さんが、源義経(菅田将暉さん)の正妻・里(さと)役で登場する。

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 映画「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督、2021年)やNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演し、注目を集める三浦さんは、初の大河ドラマ。

 演じる里は、比企から送り込まれた義経の正妻。転落する義経への愛を貫き共に平泉へ……。

 三浦さんは先月の出演発表の際、「本格的な時代劇も初めてだったので、お着物の扱いなど不慣れなことばかりでした。最初はやっていいことやってはいけないことを考えるのに必死でしたが、徐々に制約を楽しむ感覚というか、それがあるがゆえに生まれる感情もあるんだと発見できました。とても良い経験になりました」とコメント。

 また「自分は正室であり、相手には妾(石橋静河さん演じる静御前)がいる、この感覚をつかむのは正直非常に難しかったです」と明かしつつ、「が、根っこにあるものは、愛する人の心が別の人のところに向いている、その寂しさだと思います。それは理解できると思いました。自由とはいえない生活の中で、それぞれに自分の心を貫く静と里、違う強さを持ったとてもかっこいい女性だなと感じました。演じられてとても光栄です」と語っていた。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。

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